Shopify（日本法人：Shopify Japan株式会社）は、11月24日から始まったブラックフライデー・サイバーマンデー（以下：BFCM）において、Shopifyプラットフォームを利用する事業者が昨年比24%増の93億ドル（※1）の売上を計上したことを発表した。
（※1）11月23日11:00UTC（協定世界時）から11月28日8:00UTCまでの世界中のShopify事業者による商品総量（GMV）に基づく。本記事のデータは概算であり、さまざまな仮定に基づく。また、すべてのデータは未監査であり、調整される可能性あり。

55000以上の事業者が過去最高の売上を達成

今回、Shopify加盟店のBFCMに関するデータは以下の通りとなる。

◆1分あたりのピーク売上：420万ドル（米国東部標準時、11月24日午後12時1分）
◆平均カート価格：108.12ドル（恒常為替レートベースでは107.53ドル）
◆売上上位国：米国、英国、オーストラリア、カナダ、ドイツ
◆売上上位都市：ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドン
◆越境ECによる発注は全世界の発注の15％を占める
◆17500人以上の起業家がShopifyで初めてのセールを実施

今回のBFCMにて最も購入された商品カテゴリーは「アパレル・アクセサリー」「ヘルス＆ビューティー」「ホーム＆ガーデン」という結果に。全世界で6100万人の消費者が、Shopifyを利用するブランドから商品を購入し、55000以上の事業者がShopifyで過去最高の売上を達成するに至った。

消費者が求めるショッピング体験と商品を提供

Shopify Presidentである、ハーレー・フィンケルシュタイン氏は、今回のBFCMについて以下のようにコメントする。

「BFCMの期間中に、起業家が今回初めてのセールを経験したり、すでに確立されたブランドが新たな売上記録を更新したりするのを拝見して、大変感銘を受けました。Shopifyを利用する事業者は、年間を通じて顧客関係を強力に構築し、ブランドの信頼性を獲得してきています。今週末は、世界中の消費者が求めているショッピング体験と商品が提供されていることの証だったと考えます」。

また、今回のBFCM期間中、Shopifyは膨大な取引が集中的に発生しても安定稼働を実現した。この事実は、Shopifyのコマースプラットフォームの拡張性や回復力を裏付けるものとなるだろう。ピーク時には、毎秒96万7000件ものリクエストに対して、Shopifyのプラットフォームは驚異的な処理能力を発揮。今回の結果はShopifyのインフラ構築が支えたともいえるだろう。

事業拡大においてShopifyは欠かせない存在に

ブラックフライデーは、アメリカの祝祭日である感謝祭（11月の第4木曜日）の翌日の金曜日を指し、クリスマス商戦の幕開けの日として認知されている。また、サイバーマンデーはその週明けの月曜日を指し、こちらはオンライン上の大規模セールがスタートする日として定着している。

今回のBFCMでは、全世界6100万人の消費者がShopifyを利用するブランドから商品を購入。数多くの事業者が過去最大の売上を達成するに至った。

Shopifyを利用する国内企業は味の素社、WEGO、オリオンビール、亀田製菓、KINTO、コンバースジャパン、JUN、Soup Stock Tokyo、タンスのゲン、NEW ERA、Francfranc、Blue Bottle Coffee Japanなど数多く、今後も各ブランドにおける事業拡大において、Shopifyは欠かせない存在となっていくだろう。

世界中の顧客に寄り添った、満足度の高いショッピング体験を実現し続けるShopifyの動向に注目だ。