チームラボ、山陽新聞社、Merci 3社共同の「焼き立てパン」のサブスクサービスが2024年1月10日より開始
株式会社Merci(以下:Merci)は2024年1月10日より、焼きたてパンのサブスクリプションサービス(以下:本事業)を開始する。
食のネット販売、時短料理のニーズの拡大に対応する
本事業は、Merci、株式会社山陽新聞社(以下:山陽新聞社)、チームラボ株式会社(以下:チームラボ)との3社で業務提携契約を結び行われ、それぞれ以下分野を担当する。
◆Merci:企画・製造
◆山陽新聞社:新聞広告・配達
◆チームラボ:アプリ開発・広告デザイン
近年、食のネット販売の拡大や、働く女性を中心に時短料理のニーズが拡大していることから本事業を企画。ベーカリー店においては小売製造からサブスクの製造を加えることで、機械の稼働率向上も目指すとしている。
3つの価格帯から選択可能
◆募集
▷12月16日に山陽新聞紙面広告掲載
▷12月17日に店頭でのチラシ配布開始
※:先着200名、第1回締切日1月6日
◆開始日
2024年1月10日より第1回配達開始(当面毎週水曜日のみ)
◆納品日
毎週水曜日早朝
◆配達エリア
岡山市内(一部地域を除く)
◆価格
1000円(4個)、1500円(6個)、2000円(8個)
メルシーのパン20種の中から、ランダムで週替わりに配送。
1番人気の「プレミアムクロワッサン」は毎回含まれる。
※:送料一律100円
3社の得意分野を組み合わせることで新たな体験を提供
本事業は「二次元バーコード読み込み」「LINEお友達登録」「個人情報入力」の3ステップでスマホアプリからサービスを開始できる。配達4日前まではスキップ可能であり、柔軟な利用が実現するだろう。
総務省「家計調査」によれば、2人以上の1世帯あたりの年間パン購入量は岡山市が56.4kgと1位となっている(※1)。このデータから岡山市民の忙しい朝の時短に繋がることが期待される。山陽新聞の配達力とチームラボのシステム開発力、そしてMerciの企画製造力が組み合わせることで、これまでに無い新たな体験を消費者に提供できるはずだ。
経営計画としては2033年12月までに岡山県下1万会員(1万世帯)売上5億円を目指し、2043年までに全国30万会員150億円を目指すとしている。サービス開始まで1カ月を切った本事業の動向に注目だ。
※1 2019年~2021年の平均値