メイキップがニューヨークとロンドンに新オフィスを開設 「unisize」の海外展開を加速

ECのミカタ編集部

ニューヨーク、ロンドンに新オフィス開設のお知らせ

株式会社メイキップ(以下:メイキップ)は、ニューヨークとロンドンに新オフィスを開設した。

海外への本格的な販売活動を開始

今回の新オフィス開設は、アパレルEC向けサイズレコメンドエンジン「unisize」の海外展開において、本格的な販売活動を開始するとともに、現地での要望に対して迅速かつ柔軟な対応が実現する。両オフィスの情報は以下の通りだ。

◆ニューヨークオフィス
▷拠点名:Makip New York
▷住所:Madison Avenue Manhattan NY 10016

◆ロンドンオフィス
▷拠点名:Makip London
▷住所:48 Warwick St, London W1B 5AW

アメリカ・イギリスはサイズ情報が乏しく、返品率が高い

それぞれの市場の可能性について、メイキップは以下のようにコメントしている。

「アメリカ・イギリスは世界でもECが高い水準で普及している一方で、アパレルECサイトではサイズ情報が乏しく、返品率が高い状態です。これにより、企業が負担する返品対応コストが大きいのはもちろんのこと、返品商品の廃棄などによる環境負荷も問題視されており、返品自体が社会問題化しております。この問題に対してunisizeが提供できる価値は非常に大きいと確信しています。また、ロンドン・ニューヨークはいずれも世界で有数のファッション都市であり、世界のファッション業界への情報発信を加速してまいります」。

アパレル市場規模トップクラスの国へ利便性の高い購買体験を提供

2016年より日本国内での提供を開始している「unisize」は、各アパレルメーカーが公表する情報に加え、メイキップが蓄積するユーザーの登録情報や行動情報からブランドとサイズごとに想定するユーザーヌード寸法を解析している。現在は40000ブランド以上に対応したブランドボディデータベースを構築し、独自のアルゴリズムによって⾼いレコメンド精度を実現してきた。

2023年4月からはアメリカ、ヨーロッパ、中国などを対象とした海外展開を開始。今回、ニューヨーク、ロンドンへの新オフィス開設によって、市場拡大を加速させるとしている。アパレル市場規模はアメリカが世界第2位(※)、イギリスは第3位(※)と大きい。今後もより多くのユーザーに対し、「unisize」による利便性の高い購買体験を提供することが期待されるだろう。

※:The Statista Global Consumer Surveyより出店


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