クラダシ初のPBブランド「つくってKuradashi」が1月24日に発売 3種の冷凍スープをオンライン、店頭で同時展開

ECのミカタ編集部

クラダシ初のPBブランド「つくってKuradashi」もったいない食材を活用した3種の冷凍スープを1月24日より本格販売

株式会社クラダシ(以下:クラダシ)は2024年1月24日より、株式会社ABCスタイル(以下:ABCスタイル)と協業・開発した3種の冷凍スープ「つくってKuradashi」の販売を開始する。

Kuradashiユーザーの声をもとに開発

クラダシ初のプライベートブランドとなる「つくってKuradashi」は、「もったいないをおいしく食べる」をテーマに、毎日の食卓の一品になる商品を提供する。第一弾として、ABCスタイルと協業し、もったいない食材を活用した3種の冷凍スープを開発。3種の商品とそれぞれの特徴は以下の通りだ。

◆商品
▷スパイス薫るコノシロボールカレー
▷昔なつかしベーコントマトスープ
▷きのこたっぷり具だくさん酸辣湯(サンラータン)

◆フードロス削減を目指しもったいない食材を活用
低利用魚のコノシロ(※1)、食品サプライチェーンにおいてさまざまな理由によりフードロスになる可能性のあったトマト果汁、ベーコン、スパイスなどのもったいない食材を活用した冷凍スープ。ABCスタイル協力のもとレシピを開発し、冷凍加工を含めた製造は株式会社Tokyo Bento Laboに協力、もったいない食材には海光物産株式会社、尾家産業株式会社、株式会社ealoなどの食材を活用する。

◆Kuradashiユーザーの声をもとにレシピを開発
「毎日の食卓の1品になるものがほしい」「ボリュームがあり満腹感を得られるものだと嬉しい」「冷凍であればストック時にあまり場所をとらないものがいい」など、フードロス問題や食に関心の高いユーザーの声をもとに誕生。

◆作りたてを急速冷凍した防災用の備蓄もできる栄養満点のスープ
作りたてを熱いまま真空包装し、そのまま急速冷凍を行っているため作りたての美味しさが楽しめる。一度加熱調理しているため、自然解凍後にそのまま食べられる。防災用として備蓄もできる便利な商品だ。

※1:未利用魚とは利用可能であるが何らかの理由で利用されていない魚を指す。コノシロはブリやスズキなどと同じ「出世魚」のひとつ。

店頭とオンラインでの同時販売

「つくってKuradashi」は、2023年11月30日に開始した予約販売が好評だったことを受け増産が決定。Kuradashi初の常設店舗であるたまプラーザテラス店でも2024年1月24日より店頭販売を開始している。

オンラインでは9食セットのみの販売となるが、店頭では単品で1点からの購入が可能だ。

◆オンライン販売
▷商品名:つくってKuradashi「3種の冷凍スープ」計9食
▷内容量: 9食セット(3種×3パックずつ)
▷販売価格:4980円(送料・クール便代金込)
▷販売日時:2024年1月24日より本格販売開始

◆店頭販売
▷商品名:つくってKuradashi「3種の冷凍スープ」単品販売
▷内容量:200g/1パック
▷販売価格:553円(1パック・税込)
▷販売日時:2024年1月24日10:00より店頭販売開始
▷販売場所:Kuradashiたまプラーザテラス店

「フードテックを活用した食品ロス削減推進事業」による取り組み

本取り組みは、クラダシがフードロス削減を拡大するための新しいソリューションを検討するなか、東京都の「フードテックを活用した食品ロス削減推進事業」にクラダシが採択されたことを受けスタートしたという。

本事業では規格外、輸送途上の箱潰れ、需要予測が外れたことによる在庫過多などの理由により食品ロスになる可能性がある業務用食品・食材を冷凍総菜や弁当などにアップサイクルし、オンライン等で販売するスキームの構築を目指すとしている。

「つくってKuradashi」の3種の冷凍スープはそうした取り組みの第一弾として販売される。今後もフードロス削減に向けたさらなる商品展開に注目したい。


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