佐川グローバルロジスティクスが「東大阪第二営業所」を開設 東日本から中四国、九州方面への中継地点などとしても活用
SGホールディングスグループでロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクス株式会社(以下:佐川グローバルロジスティクス)は2024年2月1日、新たに東大阪市を拠点とする「東大阪第二営業所」を開設した。
「物流の2024年問題」と顧客ニーズに対応する
「東大阪第二営業所」は大阪中央環状線や阪神高速東大阪線など主要道路の結節点にあり、隣接する大阪市のみならず関西エリアへの広域配送に適した立地である。
東日本から中四国、九州方面への中継地点などとしても活用することで、トラックドライバーの長時間労働の解消など「物流の2024年問題」に対応する顧客ニーズに柔軟に応えるとしている。
◆拠点概要
▷名称:東大阪第二営業所
▷所在地:大阪府東大阪市菱江3-15-60
▷面積(借り入れ分):倉庫、バース6764坪、事務所285坪
▷アクセス:阪神高速道路13号東大阪線「中野IC」から約600m、近鉄けいはんな線「荒本駅」から徒歩15分
◆倉庫内観
顧客の繁閑にあわせた物流波動への対応が可能
今回、佐川グローバルロジスティクスはBCP(事業継続計画)の観点から、さまざまな立地で物流倉庫を展開したいというニーズの高まりを受け、大阪府の内陸部である東大阪市内に2拠点目となる「東大阪第二営業所」を開設した。
近隣には2021年8月に開設した大型倉庫「東大阪SRC(※1)」があり、両拠点の連携による在庫管理やレイバーコントロールによって顧客の繁閑にあわせた物流波動への対応が可能となる。
また、東大阪市は大阪府の中でも大阪市や堺市に次いで人口が多いことから雇用が確保しやすいだけでなく、本営業所は近鉄けいはんな線「荒本駅」から徒歩15分(約1.2km)に位置するため従業員の通勤などの交通利便性も高い。
物流倉庫の顧客ニーズは今後も高まり続けることが想定される。持続可能な物流サービスの維持と「物流の2024年問題」への対策として「東大阪第二営業所」は今後大きな役割を果たすはずだ。
※1:佐川急便の営業所と佐川グローバルロジスティクスの物流倉庫が一体となった複合施設