メルカリが「メルカリShops」の事業開発を進めるソウゾウを吸収合併 グループ全体の事業開発機能の強化を図る
株式会社メルカリ(以下:メルカリ)は2024年2月7日、同年4月1日を効力発生日として、メルカリ連結子会社である株式会社ソウゾウ(以下:ソウゾウ)を吸収合併(以下:本合併)することを決定した。
更なる経営の効率化・意思決定の迅速化を実現
メルカリは2023年8月1日付けで、ソウゾウが運営する「メルカリShops」に係る事業開発機能以外の部門を会社分割により承継。以降、ソウゾウは「メルカリShops」の推進に向けた事業開発に取り組んできた。今回、グループ全体の事業開発機能の強化を図り、更なる経営の効率化・意思決定の迅速化を実現するため、メルカリを存続会社、ソウゾウを消滅会社とする本合併を決定した。
◆本合併の要旨
▷代表執行役による決定日:2024年2月7日
▷契約締結日:2024年2月7日
▷実施予定日(効力発生日):2024年4月1日(予定)
メルカリ連結業績への影響は軽微
本合併は、メルカリにおいては会社法第796条2項に規定する簡易合併に該当し、ソウゾウにおいては同法第784条1項に規定する略式合併に該当するため、存続会社及び消滅会社における合併契約に関する株主総会の承認を得ることなく行われる。
また、本合併に係る割当ての内容について、完全子会社との合併であることから新株式の発行及び金銭等の交付は行われない。加えて、メルカリの商号、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金及び決算期に変更はない。
完全子会社との合併となることから、メルカリ連結業績への影響は軽微としている。個人、法人を問わずに誰でも自分の店舗を構えることができる「メルカリShops」が、これからどのように展開されていくのか。今後の動向に注目したい。