「Makuake」がプロジェクト実行者への入金を早期化 終了月の翌月25日に入金することで、受注販売サイクルの加速を後押し
株式会社マクアケ(以下:マクアケ)は「Makuake」でプロジェクトを実施した事業者(以下:実行者)への入金までの期間を短縮し、これまでより1週間程度早い「プロジェクト終了月の翌月25日(※1)」へと変更することを公表した。
※1:25日が土日・祝日や金融機関休業日の場合、金融機関の翌営業日の入金
実行者のキャッシュフローを改善、リターン手配も迅速に
今後、マクアケから実行者への入金タイミングを「プロジェクト終了の翌々月第3営業日」から「プロジェクト終了の翌月25日」へと変更する。
新スケジュールでの入金対象となるのは、2024年2月中に終了したプロジェクトから。入金月が1月早くなることで実行者のキャッシュフローが改善し、実行者はプロジェクト終了後より早いタイミングでリターンを手配することも可能となる。
◆変更前後のイメージ図
応援購入体験の向上が期待できる
今回の入金早期化について、マクアケは以下のようにコメントしている。
「これまでの入金タイミングではプロジェクト終了翌月末までに発生する支払いに当社から入金されるキャッシュを当てることができなかったため、少しでも早くサポーターにリターンを届けるべく仕入れや製造委託のタイミングを早めたいと考える実行者からは、入金早期化の要望をいただいてきました。『Makuake』の応援購入のコンセプトを理解いただいているサポーターからも、リターンが早く届いた際にはポジティブなコメントが多く寄せられています。こうしたことから、実行者によるリターン提供の早期化を後押しすることで応援購入体験の向上が期待できるため、当社内で検討を重ね、実行者への入金タイミングを前倒しすることになりました」
入金の早期化、リターン提供までのサイクルを短縮することで、実行者は次のプロジェクト実施のタイミングを早められる。継続的にプロジェクトを実施する実行者は、中長期的な挑戦に共感、応援されやすい傾向にあるという。プロジェクト実行機会が増加することで新たなサービス、商品が世に出るチャンスも広がるだろう。より一層新たなチャレンジがしやすくなった「Makuake」の動向に注目だ。