「婦人画報のお取り寄せ」調査、母の日は贈るももらうも「スイーツ」がトップ
株式会社ハースト婦人画報社(以下:ハースト婦人画報社)とリンベル株式会社(以下:リンベル)が共同運営する通信販売事業「婦人画報のお取り寄せ」は、2024年の母の日ギフトに関する意識調査結果を実施した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。
調査概要
◆対象:「婦人画報のお取り寄せ」ユーザー
◆有効回答数:3185名
▷性別:女性2948名、男性205名、その他32名
▷年齢:29歳以下34名、30代216名、40代663名、50代1,263名、60代以上1009名)
◆調査方法:インターネット調査
◆期間:2024年2月29日~3月3日
◆出典元:2024年母の日アンケートの調査結果発表!今年のトレンドは?(婦人画報のお取り寄せ)
6割以上がギフトを送ると回答、スイーツ関連がトップに
「今年の「母の日」(5月12日)にはギフトを贈る予定ですか」という質問に対し、6割以上が贈る予定と回答。
母の日のギフトで贈りたいものは、定番のフラワーギフトをおさえて「和菓子」や「洋スイーツ」がトップにランクイン。見た目も味も楽しめるものを選びたい、といった回答が多く、気持ちが華やぐようなスイーツや、贈る方が自分では買わない珍しいスイーツを贈りたいという意向が明らかになった。
美味しい「食」のギフトが特に喜ばれる傾向
自分がもらって嬉しい母のギフトについては、贈りたいものと同様「洋スイーツ」や「和菓子」がお花をおさえてトップに。「さくらんぼ」や「さくらんぼ以外のフルーツ」といった果物の贈り物も上位にランクインしている。
「気持ちなのでどんなものでも嬉しい」といった回答が多いものの、美味しい「食」のギフトが特に喜ばれる傾向にあるようだ。
オンラインショップでの購入が7割以上
購入場所については、時間や場所を問わずに色々な商品を検討できる「オンラインショップ」で母の日ギフトを購入したいと答えるユーザーが7割を超えた。時間を有効活用するタイパ志向は、ギフト選びにもみてとれるだろう。
一方、ギフトの購入予算は昨年の調査からほぼ変わらず、物価高の影響による予算の変化は見られなかった。年に一度の母の日は、日頃の感謝を込めて普段味わえない上質なものをギフトとして贈りたいという意識がうかがえる。
本調査では、日頃お世話になっている方への感謝の気持ちとして、ギフト需要は依然として強いことが判明したといえるだろう。
従来、母の日ギフトの定番は「カーネーション」を始めとした生花であったが、近年は「和菓子」や「洋スイーツ」といった食へシフトしつつあるようだ。各事業者はユーザーニーズに対応できる商品ラインナップの拡充が求められる。本調査内容を参考に、母の日需要へ向けた施策を検討してみてはいかがだろうか。