ポイントとサービス利用頻度の関係は?【ポイ活に関する意識調査】
GMOメディア株式会社(以下:GMOメディア)は「ポイ活」に関する調査を実施、結果を公表した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。
調査概要
◆集計対象:10代から60代の男女3109名(GMOリピータス連携サイトのユーザー)
◆調査期間:2024年3月1日~5日
◆調査方法:インターネット調査
◆調査主体:GMOメディア
◆出典元:「意識してポイントを貯めている」人は9割!87.5%が「ポイントが貯まるとそのサービスの利用頻度が上がる」と回答(GMOメディア株式会社)
大多数がポイントを重視して生活している
ポイントに関する意識については、約9割が「意識してポイントを貯めている」と回答。
ポイントを貯めている理由については「ポイントが貯まる場所が多いから」(42.6%)が最も多い回答に。「ポイントを使える場所が多いから」(40.5%)という回答も多く、生活圏内にポイントが貯まったり使えたりする場所が多いと、ポイントを貯めることを意識する傾向にあることが考えられる。
また「ポイントが貯まるキャッシュレス決済を利用するから」(41.8%)が2番目に多くの回答を集めた。クレジットカード決済や、QRコード決済など利用するだけでポイントが貯まるサービスも多いため、キャッシュレス決済を利用する人など自然とポイントが貯まる人も多いはずだ。
ネットショッピングを通じたポイント獲得が最多
ポイントが貯まるかどうかでサービスの利用頻度が上がるかについては「はい」(87.5%)と回答した人が9割近くにのぼった。ポイントが貯まるかどうかは、サービスの利用頻度に大きく影響を与えるといえるだろう。
また、ポイントの貯め方については「ネットショッピング」(79.7%)が最も多くなった。高額な買い物などによって一気にポイントが付与されることも珍しくない。今後もネットショッピングはポイント獲得の中心であり続けることが考えられるだろう。
次いで「アンケート回答」(63.7%)、「ゲーム・クイズ」(47.9%)が続くなど、日常的な買い物以外にもポイントを得るために行動している人が多いことが判明した。
消費者の行動に大きく影響を与えるポイント
ポイントの使い道については、約半数が「ポイント支払い(充当)」(50.3%)と回答。その他にも、電子マネーや現金など支払いとして利用できるものへ交換するとの回答が上位を占めた。ポイントによって新たな購買行動を喚起してる可能性が考えられる。
余ったポイントを利用することを目的にした「ついで買い」や、ポイントキャンペーンを利用した「まとめ買い」など、ポイントは消費者の行動に大きく影響を与えているはずだ。こうしたことから、顧客との接点を求める企業にとってもポイントは今後も欠かせない存在になってくるだろう。