日本市場での本格的な活動を開始

Web接客サービス「ライブエンゲージ」を提供している米LivePerson社（以下「ライブパーソン」）が、日本法人であるライブパーソンジャパン株式会社を通じて株式会社電通国際情報サービスおよび株式会社電通レイザーフィッシュとの戦略的パートナーシップを締結。日本市場での本格的な活動を開始したことを2013年12月4日に発表した。

「ライブエンゲージ」は、Webサイトに専用のタグを埋め込むことで、企業サイトへの訪問ユーザーの行動をモニタリング。それにより、「ページ間を何度も往来する」「同じページにずっと留まっている」などといった傾向を見つけ、それに対し企業側からのチャットやコンテンツ提供を行うことで、リアル店舗でいうところの「何かお困りですか？」をネット上で実現するというもの。

これにより、訪問ユーザーの疑問や不安を解消し、購買行動への移行であるコンバージョン率をアップさせるという。

「おもてなし」の国・日本での成功に自信

ライブパーソンでは、主要なターゲットとして金融や通信、旅行などといった業種に狙いを定めており、ライブパーソンの創業者でCEOでもあるロバート・ロカシオ氏は、「おもてなし」というコンセプトを持つ国である日本でこそ、サービスが根付くと自信を見せているとのこと。