かっこがマーケティング支援サービスの提供を新たに開始 専門的な知識や技術がなくても売上データを自動で可視化・分析可能に
かっこ株式会社(以下:かっこ)は2024年4月23日、データ分析について専門的な知識や技術がなくても売上データを自動で可視化・分析できるマーケティング支援サービスの提供を開始した。
トレンド、会員数、購買単価などの分析が可能
マーケティング支援サービスでは、売上明細をアップロードするだけで、売上のトレンド、会員数、購買単価、購買回数といった売上の構成要素の現状を把握できる。そして売上の構成要素を向上させるための詳細な分析が可能だ。
この分析を通じて、売上と関係がある構成要素を発見し「誰に」「いつ」「どんな商品」を提案すれば売上を伸ばすことができるかを考察できる。
※サービスの利用には、売上明細についての2年分以上のデジタルデータ提供が必要
◆導入により実現する作業(一部抜粋)
▷売上トレンドの原因や課題を明らかにする分析
▷新規会員の流入、定着状況の可視化と新規会員に提案(販売)する商品を明らかにする分析
▷併売されやすい商品の組み合わせを明らかにする分析
▷リピート購入状況の可視化
◆サービスの特徴
かっこのノウハウを活かしたデータ分析サービスを提供
日本におけるDXは、経済産業省が2018年12月にDX推進ガイドラインを取りまとめたことを契機に普及している。しかし、2024年1月の日本企業のデータ活用に関する調査(※1)によると、データ活用で全社的な成果を得ている日本企業はわずか3%という結果が示され、データ活用には多くの課題が残っている状況だ。
具体的には、データを蓄積するのみで有効活用まで至らないケースや、データ分析は行っているものの結果としてマーケティング施策に結び付かないなどのケースがあげられる。
かっこはこれまで、EC事業戦略支援や大手モバイルキャリアのポイント会員分析など、様々な業種において課題発見からデータ整理、分析を通じ企業のデータ活用を支援してきた。
そうしたノウハウを活かし、多くの企業がより手軽にデータ分析に取り組めるよう、マーケティング支援サービスβ版をリリース。サービス設計においては、既存顧客の事業者様のニーズや要望を基に、効果と使いやすさにもこだわった。
現在、先着5社限定となる無料キャンペーンを実施。今後多くの企業での利用が期待される本サービスの動向に注目、期待したい。
※1:ガートナージャパン株式会社「日本企業のデータ活用に関する最新の調査結果」より 2024年1月29日