楽天コミュニケーションズと再春館システムが「楽天コネクト Storm」の販売パートナー契約を締結
楽天グループのICT事業会社である楽天コミュニケーションズ株式会社(以下:楽天コミュニケーションズ)と、株式会社再春館製薬所のグループ会社である再春館システム株式会社(以下:再春館システム)は、コンタクトセンター向けシステム「楽天コネクト Storm」の販売パートナー契約(以下:本契約)を締結したことを公表した。
コンタクトセンター業界の課題を解決
「楽天コネクト Storm」は顧客エンゲージメントを高め、コンタクトセンターのプロフィット化を実現するクラウド型オムニチャネルプラットフォームである。本契約の締結によって、再春館システムは同社の顧客に対して「楽天コネクト Storm」の提案、その導入から運用、導入後のサポートを実施する。
これまで再春館システムは通販事業の運営やCRM(顧客関係管理)、コールセンター、ITセキュリティソリューションの提供を進めてきた。
本契約を通じて、再春館システムはその豊富な顧客基盤を活かし、クラウドへの移行を検討している顧客を中心に「楽天コネクト Storm」の提案を推進。また、双方の強みを組み合わせることで、コンタクトセンター業界の課題を解決し、新たな価値を創造していくことを目指している。
再春館製薬所グループ会社でも採用予定
本契約について、両社代表は以下のようにコメントしている。
◆楽天コミュニケーションズ執行役員 板垣利和氏
「同社の顧客と継続的に関係を構築するリテンションマーケティングに関する深い知識と、継続的な購買を促す通販事業の支援経験を生かし、お客様にさらに高い価値を提供できることを期待しています」
◆再春館システム取締役 永田智也氏
「『楽天コネクト Storm』は我々のグループ会社でも採用予定であり、その堅牢性や柔軟性を高く評価しています。今後は楽天コミュニケーションズと連携し『楽天コネクト Storm』の持つ機能的な強みと、グループに事業会社を持つ我々再春館システムとしての強みのシナジーによって、システム・運用の両面からより価値の高いソリューションとしてご提案していきたいと考えております」
両社は今後「楽天コネクト Storm」の顧客への提供を推進するほか、顧客エンゲージメントの強化と顧客のビジネス成長への貢献を目指すとしている。国内のDX推進に貢献することも期待される本契約の動向に注目したい。