ブックオフの「持ち込み発送サービス」利用数が5万件を突破 物流業界の2024年問題の根本にある負担減に寄与

ECのミカタ編集部

【待たずに持ち込み】 ブックオフ宅配買取「持ち込み発送サービス」利用数5万件突破

ブックオフグループホールディングス株式会社の子会社であり、リユースショップ「BOOKOFF」等を運営するブックオフコーポレーション株式会社(以下:ブックオフ)は、「持ち込み発送サービス」の利用件数が5万件を突破したことを公表した。

郵便局、ローソンを通じて買取サービスの利用が可能

「持ち込み発送サービス」は物流業界の2024年問題解決の一助となり、生活者のリユース体験と利便性の向上と2つの課題解決を目指し、2022年3月28日より日本郵便「e発送サービス宛先ご指定便」と連携して提供されている。

以下手順の通り、郵便局やローソンに荷物を持ち込むことで、気軽に買取サービスの利用が可能だ。

◆申し込み:宅配買取お申し込みフォームで箱数3箱以下、「貴金属を送る」で「いいえ」を選択。
◆日本郵便のサイトへ:e発送サービス 宛先ご指定便(※1)ページで二次元コードを発行。
◆荷物を持ち込む:郵便局は窓口で、ローソンはLoppiで二次元コードをスキャン。
◆振込:パソコンやスマホに査定結果をお知らせ。後日自動的に振込完了。


ブックオフ宅配買取での利用時には、ブックオフから宅配買取/持ち込み発送サービス利用者に対して同サービスを利用するためのURLが送付。その後、ブックオフが利用者に発送用二次元バーコードを送付する。利用者は郵便局またはローソンで、発送用二次元バーコードを使って、荷物を発送する流れとなる。

※1:ECサイトと連携して個人間EC向けに提供している「e発送サービス」の仕組みを活用した、返品・回収物流向けのサービス

2024年問題の根本にある負担減に寄与

ブックオフは「持ち込み発送サービス」の提供について、以下のようにコメントしている。

「店舗への持ち込みや宅配買取の場合は、混雑時や集荷の待ち時間が発生してしまいます。ブックオフが『持ち込み発送サービス』を展開することで、生活者は時間を気にせずリユース体験が叶い、集荷を減らすことで物流業界の2024年問題の根本にある負担減に寄与したいと考えます」

リユース市場の拡大は、まだ使用できるモノの寿命を伸ばし、捨てるモノを減らすという社会貢献にも繋がるだろう。提供開始から2年で5万件を突破した「持ち込み発送サービス」の今後に注目、期待したい。


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