医薬品販売特化型ECプラットフォーム「W2 Repeat Medical」の提供開始 第一類医薬品販売に対応したECプラットフォームが新登場

ECのミカタ編集部

EC業界の課題を解決する医薬品販売特化型ECプラットフォーム「W2 Repeat Medical」を提供開始

W2株式会社(以下:W2)は、一般用医薬品のオンライン販売に必要なUI/UXや業務フローをSaaS型で標準搭載した医薬品販売特化型ECプラットフォーム「W2 Repeat Medical」の提供を開始した。

第一類医薬品のオンライン販売におけるルールに準拠したECサイトを構築

「W2 Repeat Medical」は、第一類医薬品のオンライン販売に必要な機能がそろったSaaS型ECプラットフォームだ。「W2 Repeat Medical」の導入によって、余計な追加開発をすることなく、厚生労働省が定める第一類医薬品のオンライン販売におけるルール(※1)に準拠したECサイトの構築が実現する。

主な機能は以下の通り。

◆第一類医薬品のオンライン販売に必要な機能を標準搭載
第一類から第三類医薬品のオンライン販売を可能にする機能を標準搭載。効率的な受注フローなど、業務工数の課題を解決する機能を取り入れることで管理者の業務効率化を実現する。

◆第一類医薬品のオンライン販売に必要な機能を標準搭載
管理画面にて紐づけを行うことで、対象商品の購入時に問診票を自動でポップアップ表示させることが可能。また、問診票は各商品ごとに設問・表示形式・回答を自由に設定できる。

◆第一類医薬品販売特有の確認フローを標準機能で効率化
問診票の記入確認や個人情報取扱いについての確認など、第一類医薬品販売に必要な薬剤師と顧客のコミュニケーションをオンライン上で行うことが可能。

また、商品登録時に医薬品の分類を登録するだけで「問診票の表示」や「ECサイト内のお客様レビュー(口コミ)表示やレコメンド機能の自動制御」など、各医薬品販売に準拠した販売に自動で設定される。商品ごとに詳細な設定を行う必要がないため、手軽に薬機法に準拠した販売が可能となるだろう。

※1:一般用医薬品のインターネット販売について|厚生労働省.

医薬品の定期販売を促進する機能を搭載

「W2 Repeat Medical」は、D2C/リピート通販向けECプラットフォーム「W2 Repeat」同様にステップメール、電話受注システム、オンライン・オフライン受注統合など1000以上の標準機能から医薬品の定期販売を促進する機能を搭載。

そのため、顧客が定期的に商品を購入しやすい売り場構築からマーケティング・お問い合わせ対応まで幅広く活用できるシステムを提供する。

社会の変化と消費者ニーズを背景に開発

セルフメディケーションの推進と薬機法及び薬剤師法の一部の法改正を背景に、2014年6月から第一類医薬品のオンライン販売が可能になった。しかし、第一類医薬品の販売ルールに対応したECサイトを構築するためには、膨大なコストや半年以上の時間がかかるためスムーズな導入が難しい状況にある。

こうした社会の変化と消費者ニーズを背景に「W2 Repeat Medical」を開発。医薬品販売の許可を持った事業者は「W2 Repeat Medical」を導入することで、余計な追加開発をせずに、薬機法に準拠したECサイトの構築が実現する。

W2はこれまで「EC領域」「リアル店舗領域」「スタッフソリューション領域」の3つの軸における機能の開発に取り組んでおり、今回の「W2 Repeat Medical」にも、そのノウハウが生かされている。

ECと実店舗(薬局等)とスタッフ(薬剤師・専門家)をつなぐことで、第一類医薬品のオンライン販売に対応した医薬品販売特化型ECプラットフォームが生まれた。今後EC業界の課題を解決する、医薬品販売特化型ECプラットフォームとして活躍するはずだ。


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