霞ヶ関キャピタル、冷凍冷蔵倉庫のプロパティマネジメント業務を2物件受託
霞ヶ関キャピタル株式会社(以下:霞ヶ関キャピタル)は2024年6月3日、冷凍冷蔵倉庫のプロパティマネジメント業務を受託したことを公表した。
2物件のプロパティマネジメント業務を受託
今回、霞ヶ関キャピタルの企画・開発物件のさらなる資産価値向上への寄与を目指し、冷凍冷蔵倉庫に特化した物流施設のプロパティマネジメント業務を開始。
第一段として2024年6月より「LOGI FLAG COLD 市川Ⅰ」「LOGI FLAG COLD 船橋Ⅰ」の2物件のプロパティマネジメント業務を受託し、業務を開始した。
◆受託業務内容
霞ヶ関キャピタルが企画・開発した、賃貸用冷凍冷蔵倉庫のプロパティマネジメント業務。今後は、賃貸用冷凍冷蔵倉庫の竣工前プロパティマネジメント業務についても受託を予定している。
◆受託物件概要
冷凍自動倉庫への拡大も見込まれる
霞ヶ関キャピタルは物流施設開発において、冷凍食品の国内消費量増加による冷凍冷蔵倉庫の需要拡大、2030年のフロン規制を見据えて冷凍冷蔵倉庫を中心に企画・開発を進めてきた。
今後、不動産デベロッパーとしての枠組みに縛られず、オペレーション分野にも積極的に関与していくことで、ソフト面からもアセットの最適化、資産価値最大化を進めるべく、SREホールディングス株式会社と設立した合弁会社(X NETWORK 株式会社)を通して、パレット単位での冷凍荷物の保管サービス・システム提供も「LOGI FLAG TECH 所沢Ⅰ」からの開始が予定されている。
今回公表された2物件のプロパティマネジメント業務について、2024年8月期における連結業績に与える影響は軽微と想定されるが、中長期的には企業価値向上に資するものと考えられている。
今後は今回の冷凍冷蔵倉庫だけでなく、冷凍自動倉庫も対象物件として業務範囲を広げていく見込みとしており、引き続き動向に注目したい。