販促業務のDXに 総合パッケージ企業シモジマが販促クラウドSPinno導入へ

ECのミカタ編集部

包装資材卸のリーディングカンパニー「シモジマ」、販促クラウドSPinno導入。店舗拡大を見越し、店舗/本部間における販促に関する情報共有体制を強化

株式会社SPinno(以下:SPinno)は2024年6月4日、株式会社シモジマ(以下:シモジマ)へ販促×オペレーションの課題を解決する「販促クラウドSPinno」を提供開始したことを公表した。

店舗拡大による業務負担に対応する

シモジマは包装資材・紙製品・店舗用品などを取り扱い、全国に約260店舗の直営店、フランチャイズ店を展開する総合パッケージ企業である。

店舗拡大の中、全店で利用できる汎用性の高いPOPの制作・手配など、本部/店舗間の販促業務において、スムーズな連携や情報共有に課題を感じていたという。

こうした状況に対してシモジマでは「DX委員会」を立ち上げるなど、デジタル活用による業務効率化を開始。今後さらなる拡大による店舗業務負担が見込まれることから、今回の販促クラウドSPinno導入を決定したという。

作業効率を大幅に向上させる

販促クラウドSPinnoの運用開始時期は2024年7月を見込んでおり、直営店の「シモジマ」にてテスト運用後、段階的な展開が予定。主に以下内容での活用が想定されているという。

◆成功事例の積極活用
販促物を積極活用している店舗からの情報を本部で把握し、新店・他店の販促業務へ活用。今後の店舗拡大においては、坪数・ロケーションなどが多様化する可能性が高いことから、新店の規模・状況に応じた最適なセットを販促クラウドSPinno上へ用意し、新店の立ち上がりを加速させる。

◆コミュニケーションの最適化
本部からの情報共有をイントラネット・チャット・メールなどの複数チャンネルから、販促クラウドSPinno上に集約。本部/店舗双方で、情報共有にかかる工数を大きく削減する。

販促業務のDXは大きなインパクトがある

シモジマ営業統括本部DX推進部サービス事業推進課の鹿内氏は、販促クラウドSPinno導入について以下のようにコメントしている。

「プロジェクトに関わる社員たちも販促クラウドSPinnoの導入を大変楽しみにしており、特に『オペレーション部門が主体となって、社内の課題を解決していく』ということに期待やワクワクを感じているようです。煩雑だった販促業務のDXは大きなインパクトがあるものと考えており、今後も引き続き導入・定着に向けて注力していきたいです」

情報共有体制の強化により、実店舗の拡大、販売増加に繋がることが期待される。実店舗のDX化推進事例として、7月以降の動向に注目したい。


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