製造工場、物流倉庫で働く人の悩みトップは〇〇? 岩谷マテリアル株式会社調査

ECのミカタ編集部

75%以上の人が仕事に「大変さや忙しさ」を感じている!岩谷マテリアル株式会社が「製造工場や物流倉庫で働く人の仕事の悩み」に関する調査を実施!

岩谷マテリアル株式会社(以下:岩谷マテリアル)は、製造工場や物流倉庫で働く会社員の方を対象に「製造工場や物流倉庫で働く方の仕事の悩み」に関する調査を実施、結果を公表した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。

調査概要

◆調査期間:2024年5月20日~5月21日
◆調査方法:インターネット調査
◆調査対象:製造工場や物流倉庫で働く会社員20~50代男女
◆調査人数:333名
◆モニター提供元:日本ビジネスリサーチ
◆出典元:岩谷マテリアル株式会社 物流機器部

仕事の悩みは「賃金」が63.6%とトップ

「現在の仕事を続ける上で何か悩みはあるか」を尋ねる設問への回答では「はい」が57.1%と過半数を上回る結果に。

「仕事における悩みはどのようなものか」に対しては「賃金」が63.6%とトップ。次いで「労働環境」53.6%、「人間関係」48.9%と続いた。

長引く円安などにより物価が上がっている環境下のためか、賃金について悩みを持つ方が多く、半数以上の方が「労働環境」に関しても悩みを持っている実情が浮き彫りとなった。

また、自由記述では「年を重ねていくとキツくなることが心配」など、体力面に関するものを中心に製造工場や倉庫での仕事ならではの「業務負荷」に関するものも寄せられた。

「作業量」に大変さ、忙しさを感じると回答

「現在の仕事で大変さや忙しさを感じるか」を尋ねる設問では「はい」という回答が76.0%を占め、4人中3人以上の人が業務に何らかの大変さや忙しさを感じていることが判明。

「大変さや忙しさを感じるのはどのような部分か」に対しては「作業量が多いこと」が60.4%とトップに。次いで「決められた時間内に作業をしなければいけないこと」44.2%、「作業の種類が多いこと」38.3%と続いた。

限られた時間内に、数多くの作業をこなさなければならない現場状況が見受けられる。

人員増加、ツール導入が最も望まれる

「大変さや忙しさを解消するためのどのような施策が最も効果的かと思うか」という設問では、「人的リソースの増加」「道具やツールの導入」がそれぞれ26.0%とトップに。

3位には僅差で「作業環境の改善(スぺ―ス・温度など)」が続き、人員の補強やツールの導入が強く求められていることが判明した。

国内全体の労働人口減少が課題としてあげられる状況において、製造、物流現場の業務改善のためには「ツールの導入」は必須となる。製造、物流の持続、現場の作業効率化を実現させるためにも、積極的なツール活用が望まれるだろう。


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