Yahoo!ブラウザーのカメラ検索に自動車が追加　独自AIにより自動車の年式も識別

LINEヤフー株式会社（以下：LINEヤフー）が提供するAndroidアプリ「Yahoo!ブラウザー」は2024年6月19日より、「カメラ検索」を通じた「クルマ検索」（以下；本機能）の提供を開始した。

自動車の画像情報から検索

本機能は「Yahoo!ブラウザー」のトップ画面に設置されている「カメラ検索」での撮影、もしくは「画像で検索」での画像指定、または閲覧しているウェブページ上の画像を長押しし、表示されるダイアログの「この画像で検索」を選択することで使用可能だ。

検索結果には、自動車の車種名・新車価格・車体寸法・年式などが表示され、さらにウェブ検索を使って、知りたい情報を簡単に深掘りできる。

また、最新車種は「360°ビュー機能」も表示されるため、自動車の外装だけでなく、内装も様々な角度から細部まで確認可能。なお、「360°ビュー機能」の対象車種は2024年6月19日時点で、135台まで拡大している。

※画像元：Yahoo!ブラウザーが「クルマ検索」を提供開始（LINEヤフー株式会社）

「carview!」のデータベースと照合

本機能は、画像からAIを用いて抽出した特徴を、多数の自動車のデータを保持している「carview!」のデータベースと照合することで、自動車の識別を可能としている。通常のキーワードでの検索では調べることが難しい自動車の年式も、検索結果に表示にした（※1）。

本機能で検索できる自動車は約3000車種にのぼり、ユーザー自身が撮影した写真やスマートフォンに保存した画像、ウェブページの画像から検索可能。検索対象となる自動車は、今後も順次拡大する予定である。

「Yahoo!ブラウザー」の「カメラ検索」では今回の「自動車」だけではなく、すでに「ファッション」「食品」「インテリア」「家電」「有名人」「スポット」など対応カテゴリーを拡大し続けている。今後のさらなる機能拡充が期待される本機能の動向に注目だ。

※1：検索した自動車や画像により表示される情報は異なる。