スクロール360、冷凍冷蔵・定温倉庫を関東エリアに拡大
EC・通販事業者様への高付加価値ワンストップソリューションを提供する株式会社スクロール360(以下:スクロール360)は、関東エリアにおいて、食品EC物流に対応した冷凍冷蔵・定温倉庫の拠点を拡大したことを公表した。
関東エリアに食品EC拠点を拡大
スクロール360は以前より、北海道の「千歳センター」と静岡県の「東海コールドセンター」において、食品EC物流の支援続けており、今回関東エリア(東京都・千葉県)に「東京・千葉コールドセンター」として食品EC拠点を拡大した。
◆名称:東京コールドセンター、千葉コールドセンター
◆所在地:東京都江東区、千葉県市川市
◆坪数:約4140坪(両センター合計)
◆温度帯:冷蔵、冷凍、定温、常温
基本的な工程(4温度帯の保管・ピッキング・梱包・出荷)だけではなく、ギフト対応などの商品の付加価値向上につながる工程から、出荷期限管理など食品の取り扱いにおいて重要な工程まで、煩雑となりやすい庫内オペレーションにも対応する。
EC通販に特化した庫内オペレーション
今回開設された、東京・千葉コールドセンターの主な特長は以下の通り。
◆ギフト対応
アソート加工・ラッピング・熨斗掛け(名入れ)・メッセージカードに対応。オリジナル資材の提案も可能。
◆波動対応
お中元やお歳暮・母の日や父の日・年末年始・バレンタインなど季節要因による物流波動も対応可能。
◆販促物同梱
特定商品へのチラシ同梱や購入回数に応じた同梱内容変更など、購入情報に応じた同梱物制御も可能。
◆流通加工
ラベル貼り・アセンブリ(組み立て)など、複雑な加工業務も可能。
◆出荷期限管理
商品ごとに、入庫日起点・賞味期限起点での出荷期限管理が可能。
※画像元:食品EC物流に対応した「東京・千葉コールドセンター」(株式会社スクロール360)
食品EC事業者向けのサービス機能を拡充
冷凍食品の需要増、市場拡大とともにEC化率も上昇しつつある。一方で、食品EC物流には業界特有の課題が多いことから、スクロール360にはEC・通販事業者からの数多くの問い合わせがあったという。
こうじた現状の課題を解決し、事業者の支援を目的に今回「東京・千葉コールドセンター」として食品EC拠点を拡大。特長として掲げる「CRM物流」はそのままに、さまざまな販売形態に対して支援することで、、食品EC事業者の売上拡大に対する貢献度を強化する見込みだ。
今後も食品EC物流に対応した、冷凍冷蔵倉庫の拠点拡大を速やかに進めつつ、マテハン導入やアライアンス企業との連携強化を進め、食品EC事業者向けのサービス機能の拡充を積極的に推進する姿勢をみせる。食品ECの成長を支える重要な存在として、さらなる活躍が期待されるはずだ。