スライベックス、Shopify×kintone連携プラグインをリリース EC事業者のバックオフィス業務効率化に

ECのミカタ編集部

EC事業者のバックオフィス業務の課題を解決し商売繁盛につなげる、「Shopify×kintone連携プラグイン」をリリース!

株式会社スライベックス(以下:スライベックス)は2024年6月21日より、コマースプラットフォーム「Shopify」から、サイボウズ株式会社(以下:サイボウズ)が提供する業務改善プラットフォーム「kintone」へ顧客・商品・注文情報を連携するサービス「Shopify×kintone連携プラグイン」(以下:本サービス)の提供を開始した。

Shopify内の情報をリアルタイムで連携

本サービスは、「Shopify」の情報を「kintone」へリアルタイムで連携するプラグインであり、Shopifyの顧客・商品・注文情報の統制と一元管理をkintoneで実現する。主な機能は以下の通りだ。

◆情報のリアルタイム連携を実現​
ShopifyをPOSで利用している場合、POSデータと連携することで、多店舗マルチチャネルの管理が実現し、経営状況を即座に把握可能となる。

◆メタフィールドやタグまでも連携が可能
情報分析の即時性、顧客管理のセグメンテーション、複雑なワークフローのサポートを可能にする。

◆誰でもすぐに利用可能
難しい設定は一切なく、アプリを入れ、連携したいフィールドを選択するだけで連携は完了する。

月額18000円から利用可能

本サービスの提供価格は以下の通りとなる。

◆ライトプラン
▷月額18000円(税別)
▷Shopify→kintoneの基本フィールドのみ連携

◆スタンダードプラン
▷月額27000円(税別)
▷ライトプランに加え、メタフィールドやタグ情報などを追加連携

※上記の料金にkintoneの利用料は含まれない。
※初期導入サポート(オプション)50000円(税別)。
※初期導入サポートは提供するスペーステンプレート内アプリへの設定サポートとなる。既存アプリへの設定の場合は別途見積もりとなる可能性があるため、詳しくは要問い合わせ。

売上向上に貢献できることを期待

現在、小売業はもちろん、卸売業や食品加工、製造業など幅広い事業者がECを活用した販路拡大を進めている。

Shopifyは、スモールビジネスからエンタープライズまで対応できる世界的なECプラットフォームであるが、独自の顧客情報の管理や受注後の仕入や外注、出荷業務などは、Shopifyの外部で管理する必要があった。

特に店舗や電話、Faxなど、事業者は複数の販売チャネルを持つことが一般的であり、こうした情報の統合には多額のIT投資が必要なことも、国内企業にDXが浸透しない一因と指摘されていた。本サービスはこうした状況を払拭し、さらなるEC市場拡大に貢献することが考えられるだろう。

サイボウズ執行役員営業本部長である玉田一己氏も「Shopifyとkintoneを連携することにより、転記の手間なくスムーズに業務改善が進むことで、売上向上に貢献できることを期待しています」と述べる。

ECサイトの質を大きく向上させる本サービスの動向に注目したい。


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