メルカリで最も取引されるカテゴリーは? 11周年記念のインフォグラフィックス公開
株式会社メルカリ(以下、メルカリ)は、2024年7月2日に「メルカリ」サービス開始11周年を迎えることを記念し、最新の「メルカリ」内のトレンドや傾向を振り返るインフォグラフィックスを公開した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。
「エンタメ・ホビー」が取引年数の4割を占める
「メルカリ」の取引件数のカテゴリー別シェアでは「キャラクターグッズ」や「タレントグッズ」「トレーディングカード」などを含む「エンタメ・ホビー」カテゴリーが「メルカリ」の取引件数の4割以上を占めていることが判明した。
背景には新型コロナウイルス感染症拡大によるライフスタイルの変化を機に、本・ゲーム・おもちゃといったインドア向けアイテムの人気が上昇。現在もトレンドが継続しているほか、近年の「推し活」市場拡大の影響があると考えられるだろう。
※画像元:メルカリ、サービス開始11周年記念インフォグラフィックスを公開(株式会社メルカリ)
※「メルカリ」における取引件数のカテゴリー比率(対象期間:2023年4月1日〜2024年3月31日)
「推し活」に関連するアイテムに人気が集まる
もっとも取引されたアイテムカテゴリーでは「キャラクターグッズ」や「アイドルグッズ」など、「推し活」に関連する「エンタメ・ホビー」関連のアイテムが上位3位に並んだ。
一方、5位には「語学・辞書・学習参考書」がランクイン。取引の多いタイトルとして「TOEIC」や「日商簿記3級」などのワードが並んでいることから、社会人のリスキリング需要の上昇が見受けられるだろう。
海外でも人気の高い「エンタメ・ホビー」
2024年5月末時点において、メルカリは越境EC事業者累計70社以上と連携し、世界110カ国以上の国・地域のユーザーへ「メルカリ」サービスを提供している。
直近1年間で越境取引金額が最も多い国は「中国」「アメリカ」に次いで「台湾」に。越境でも「エンタメ・ホビー」が人気のカテゴリーとなっており、日本のアニメ・キャラクターグッズが「メルカリ」を通じて多くの海外ユーザーに届いている状況が明らかになった。
また、デジタルカメラブームが影響して「デジタルカメラ」が中国から売れているカテゴリーの4位に入るほか、アメリカでは日本限定品の需要が高いと同時に「K-POP」のグッズが人気である点も特徴だ。
メルカリは海外市場へ向けた施策を次々に展開すると同時に、出品機能などのユーザービリティの拡充にも積極的に取り組んでいる。2024年7月2日に11周年を迎えるサービスの今後の動向、発展にさらなる注目が集まるだろう。
◯関連記事:メルカリ、韓国最大手CtoCマーケットプレイス「雷市場」(ポンジャン)と提携
◯関連記事:メルカリが英語、繁体字中国語、韓国語の3言語対応のWebページを展開
◯関連記事:メルカリShopsへ直接出品可能に CROSS MALLで商品情報の一元管理が実現
◯関連記事:メルカリが「価格なし出品」機能を提供開始 出品時の価格設定、類似商品の調査の手間を省いた出品が実現