物流代行の高木製綿、出荷代行サービスが365日出荷対応可能に

ECのミカタ編集部

365日出荷スタート

高木製綿株式会社(以下:高木製綿)は、提供する「翌日配送(即日出荷)」サービスを従来の平日のみ対応から、土日祝も対応可能にアップデートしたことを公表した。

年間を通した即日配送が実現

高木製綿は地理的に日本の“ど真ん中”にある愛知県に物流センターを構えており、関東・関西はもちろん東北から九州まで、翌日配送エリアの人口カバー率は89.8%を誇る。

注文データ送付によって即日出荷が可能となり、都市部に比べて地価が安いことから、坪単価は月々1800円から利用できる。また、商品1個あたりの入出荷代行手数料も100円から利用できるうえに、システム使用料も無料というリーズナブルな設定も強みの一つだ。

「物流の2024年問題」といった課題がある一方で、多くの消費者はこれまでと変わらないスピーディーな配送を求めている。こうしたニーズに対応すべく平日のみの「あす楽」対応から2024年5月に土日祝を含めた365日出荷を開始した。

商品検索順位の上位獲得も

高木製綿が提供する「365日出荷」の利用には以下のようなメリットがある。

◆検索順位の上位獲得
「最強配送」ラベルを獲得することで、商品検索順位の上位獲得が期待。楽天市場も「最強配送ラベルの有無は、検索順位決定の要素の一つに含まれる」と公表している。

◆商品のアクセス数が向上
検索順位が上がることで、ユーザーの目に留まりやすくなり、直接的に売上向上につながる可能性。

◆商品検索結果でのCTRの改善
「最強配送」ラベルが表示されることで、ユーザーにとってその店舗や商品が信頼でき、迅速な配送を提供しているという情報を与えることができる。ユーザーの購入意欲が高まり、検索結果上のCTR(Click Through Rate)の改善が期待。

◆消費者の利便性の向上
「最強配送」ラベル獲得のためには、商品基準として「最短お届け可能日表示機能」の設定を行う必要がある。「最短でいつ商品が届くのか?」を商品ページやお買い物かごに表示することによって、より利便性の高い購買体験を提供。

◆ショップへの信頼感の向上
「最強配送」ラベルは楽天が定める認定基準を満たしている証となるため、消費者の信頼度向上に繋がることが期待される。

配送を通じてEC事業者をサポート

楽天市場では顧客獲得、また再購入のための満足度を上げていくかが重要課題となっている。すでに「39ショップ」「SKUプロジェクト」「配送品質向上制度」など新たな施策が続々とリリースされている状況だ。

事業者としても、こうした施策に参画することで売り上げの向上を図ろうとするが、自社リソースの問題から対応の遅れ、スタッフへの負担が大きくなりすぎてしまうケースも少なくない。

高木製綿が提供する「365日出荷」は、こうした事業者の運営を支える強力なパートナーとなることが期待されるだろう。

楽天市場の【最強配送ラベル】は土日祝を含めた365日出荷がベースとなるため「年末年始・GW・お盆」期間の出荷も必須となる。非常に厳しい条件ではあるが、規定に対応することで検索上位表示に繋がり、認知度や売上向上に大きな影響を与えるはずだ。

物流がボトルネックになり事業成長を妨げることは、企業にとって大きな機会損失となる。「コア業務に集中したい」と考え、中長期的に事業成長を望むのであれば、物流のアウトソーシングを検討してみてはいかがだろうか。

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変更履歴:本文を一部変更いたしました。(2024年7月16日 9:55)


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