小田急百貨店、介護施設向けショッピングサービスを開始

ECのミカタ編集部

新たな事業を展開!介護施設向けショッピングサービス「SATIMER(サチメル)」を7月よりスタート

株式会社小田急百貨店(以下:小田急百貨店)は、東京大学発のベンチャー企業である株式会社emome(以下:emome)と業務提携を締結し、全国の介護施設向けのショッピングサービス「SATIMER(サチメル)」を2024年7月より開始した。

食料品や雑貨などを取り扱い

「SATIMER」では百貨店の編集力を活かし、食料品から寝具まで季節に合わせた幅広い商品を紹介。さらに、顧客のニーズに合わせた商品展開が実施される。概要は以下の通りだ。

◆開始時期:2024年7月
◆配布施設:6施設からスタート(順次拡大予定)
◆展開商品:食料品、寝具、洋服、服飾雑貨、リビング雑貨、生花など
◆注文方法:介護施設利用者は注文用紙を記入し、施設担当者がオンラインにて注文(希望する施設では移動販売を実施予定)

※画像元:介護施設向けショッピングサービス「SATIMER(サチメル)」を7月よりスタート(株式会社小田急百貨店)

シニア市場に対応したビジネスの展開

「SATIMER」は小田急百貨店の商品を介護施設にいながら購入できるショッピングサービスである。、小田急百貨店が厳選した商品をもとに、emome社が通販カタログ「サチメル」を制作。毎月介護施設に配送することで顧客が商品を選定する。

小田急百貨店は「『SATIMER』を通じて新たな顧客との接点を創出し、高齢者に向けた新しい価値提供を行うとともに、今後も成長するシニア市場に対応したビジネスの展開を目指してまいります」とコメント。

寝具や服飾雑貨から食料品まで幅広いアイテムを展開することで、介護施設を利用する方の「いろいろな商品を見ながら買物を楽しみたい」「自分で商品を選びたい」というニーズに対応する。通販市場をより一層活性化させるサービスとして、今後の活躍に期待が集まるだろう。


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