BASEがショップ管理画面にパスキー導入 ログイン時のセキュリティーを強化
BASE株式会社(以下:BASE)の運営するネットショップ作成サービス「BASE」が、生体認証等で安全にログインできる「パスキー」を導入し、ショップ管理画面へのログイン時のセキュリティーを強化したことを発表した。
パスワードレスでログイン時のセキュリティー強化
2024年7月18日、BASEが随時行っているセキュリティーのアップデートの一環として、「BASE」のショップ管理画面にパスキー認証を導入したことを発表した。拡張機能「BASE Apps」で提供する「スタッフ権限管理 App」を利用しているショップのスタッフアカウントでもパスキー認証の登録が可能であり、全てのショップオーナー・スタッフのログイン時のセキュリティー強化をサポートする。
◆パスキー導入概要
◆導入開始日:2024年7月18日
◆提供対象:「BASE」を利用するショップ
◆導入対象:「BASE」のWeb管理画面へのログイン時
※「パスキー」利用可能端末
・Windows10、macOS Ventura、ChromeOS 109以降を搭載したPC
・iOS 16、Android 9 以降を搭載したモバイルデバイス
◆設定方法
◆「BASE」のショップ管理画面にログイン
◆ユーザー情報>高度なセキュリティ設定からパスキーを登録
◆「BASE」管理画面へログイン時に、「パスキーでログイン」を選択
より安心安全なショップ運営・管理を目指す
パスキー認証とは、パスワードに代わるより安全で簡単な認証方法を指す。端末に保管されている鍵を生体認証(指紋・顔)等により取り出して使用することでログイン。パスワードと比べて、パスキーの内容は予想することが難しいため、フィッシング詐欺等への対策に有効とされる。パスキーを利用することで、ログイン時のセキュリティーを強化することが可能。また、パスキーはパスワードレスでログインができる技術のため、ユーザーのログインの利便性も向上するという。
BASEでは、今回の発表に際して「引き続き、安心安全にネットショップを運営・管理するためのセキュリティ強化を継続し、ショップオーナーが安心して価値づくりに集中できる環境構築を実現していく」としている。年々手口が巧妙化する詐欺等に対して、EC事業に関わるセキュリティー体制の強化は欠かせない対策だ。EC事業者、ユーザーを守る取り組みとして継続的に注視していきたい。