最大49%オフも Buyee、アメリカ向けECMS配送料を値下げへ

ECのミカタ編集部

「Buyee」、「ECMS Express」のアメリカ向け配送料を大幅値下げ

BEENOS株式会社(以下:BEENOS)の連結子会社で、海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」を運営するtenso株式会社(以下:tenso)は2024年7月22日、Buyeeで利用できる「ECMS Express」のアメリカ向け送料の大幅値下げを実施したことを公表した。

1490円からの配送が実現

北米はBuyeeで最も利用者の多いエリアであることから、越境ECを通した商品購入のハードルとなる送料値下げを行うことで、同地域の顧客利便性向上と国内企業の流通拡大への貢献を目指す。

今回値下げを実施した「ECMS Express」のBuyee独自プランでは、配送日数に7~14日ほど必要とする。これはBuyeeで利用可能な他のエコノミーサービスよりも長い一方で、これまでのアメリカ向けECMS Express送料よりも「16~49%」お得なプランとなり、1490円からの配送が実現している。

◆アメリカ向けECMS Expressの概要
▷配送可能重量:30kg以下
▷配送可能サイズ:最長辺81cm、167cm以下(3辺合計)
▷配送日数目安:7~14日

◆ECMS Express参考配送料

※画像元:「ECMS Express」のアメリカ向け配送料を大幅値下げ(BEENOS株式会社)

新プランの利用率が13倍に伸長

Buyeeではこれまで、海外顧客が越境ECを通じて日本から商品を購入する際の負担低減のため、様々な独自の国際配送プランを提供してきた。

2021年2月に実施したアメリカ向け配送料の値下げは、コロナ禍によるEC需要の拡大やホビー商材需要の増加とともに同地域の流通拡大に貢献。2021年第二四半期決算には、Buyeeの流通総額のシェアでアメリカが初の1位となった。その後もアメリカ向け配送サービスの拡充を継続し、2021年から現在まで、Buyeeにおける流通総額1位はアメリカとなっている。

今回の値下げ実施から調整期間中の1週間の計測では、すでに新プランの利用率が13倍に伸長。海外顧客にとって、送料が重要視されている状況が見て取れるだろう。今後もさらなる利用者数の増加が見込まれるはずだ。

Buyeeは「今後も各国の需要に柔軟に応じた配送プランの開発を継続し、日本からの商品購入体験の利便性向上とハードルの低減することで、国内企業の流通拡大に貢献することを目指します」と述べる。越境EC市場を拡大されるサービスとして、存在感を増していくことが期待されるはずだ。


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