佐川急便、台風3号による配送影響と仕分け機器の一部故障を発表

ECのミカタ編集部

台風3号による配送への影響について(2024年7月22日17時現在)

佐川急便株式会社(以下:佐川急便)は2024年7月22日、台風3号の影響により沖縄県全域、鹿児島県大島郡への配送に遅れが生じる可能性があると公表した。

沖縄県、鹿児島県を対象に配送遅れの可能性

大型で強い勢力を持つ台風3号は2024年7月23日〜25日頃を中心に、沖縄県に接近する予想となっている。こうした状況を受け佐川急便は、海上の天候悪化によるフェリーの欠航、遅延によって以下地域での配送遅れの可能性を公表した。

◆荷物の配送が遅れる地域
▷沖縄県:全域
▷鹿児島県:大島郡

なお、上記地域から全国へ向けた配送についても、遅延了承のもと一時預かりを実施するという。

中部ハブセンターの機械一部故障も

また、同社は7月23日に愛知県小牧市にある仕分け施設『中部ハブセンター』において仕分け機器の一部故障を発表している。これにより、下記地域で配送遅延の可能性を指摘する。

【配送遅延地域】
愛知県、岐阜県、三重県、静岡県
※上記地域から全国向けの荷物についても遅れる可能性あり

※出典元:仕分け施設における機器の一部故障に伴う配送への影響について

台風3号、各社の遅延情報に注視

台風3号は7月24日〜25日にかけて、先島諸島を直撃する恐れがある。暴風、高波、高潮による浸水、土砂災害や河川の増水、氾濫といった被害にも十分な警戒が重要だ。2024年7月23日11時の段階で、台風3号に言及しているのは佐川急便のみ。しかし、今後は日本郵便やヤマト運輸でも発表する可能性が高い。

下記、各社の配送情報を確認しつつEC事業者は該当地域の顧客に対して物流状況の周知を行うと共に、台風対策といった行動を呼びかける必要があるだろう。佐川急便を利用する事業者は、中部地域の配送遅延とあわせてお知らせしておきたい。

※ ヤマト運輸:お荷物の集配および営業所の営業状況について
※ 日本郵便:郵便物等のお届け遅延等の一覧


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