DHLジャパン、日本郵便のレターパックプラスを活用した海外発送を開始
DHLジャパン株式会社(以下:DHLジャパン)は2024年7月23日より、日本郵便株式会社(以下:日本郵便)の商品であるレターパックプラスを活用した海外発送荷物の受付を開始したことを公表した。
ポストやコンビニ経由で国際エクスプレスサービスが利用可能に
日本郵便のレターパックプラスを活用した海外発送受付によって、日本全国の郵便局や郵便ポスト、取扱コンビニを利用して、DHLの国際エクスプレスサービスによる荷物発送が実現。DHLの国際ネットワークを使って、世界220以上の国・地域へ荷物の発送が可能となる。
発送手順は、DHLのオンライン出荷ツール「MyDHL+」での発送書類の準備とクレジットカードによる支払い完了後、レターパックプラスを郵便局やコンビニなどで購入し、DHLの国内指定拠点宛に発送する。
◆発送方法
※画像元:書類に加え荷物もレターパックによる受付を開始(DHLジャパン株式会社)
レターパックライトに続くサービス拡大
DHLジャパンが2023年6月より開始した、日本郵便のレターパックライトによる書類の海外発送は多くの顧客から高い評価を受けている。近くのDHL拠点の有無にかかわらずスモールビジネスや個人顧客を中心に、「集荷を待たなくてよい」、「近くのポストや郵便局から発送できる」などの利便性が評価を受け、利用件数が伸長していた。
こうした評価を受け、DHLジャパンは取扱い品目を拡大、書類に加えて荷物の受付を開始するに至った。
DHLジャパン株式会社代表取締役社長のトニー・カーン氏は「パンデミックを経て、また昨今の国際情勢により、信頼性の高い国際輸送へのニーズは年々高まっています。このたびのレターパックを活用したサービスの拡充により、DHLサービスの信頼性とスピートを、日本全国の幅広いお客様へご提供出来るのを大変嬉しく思います」とコメント。
成長を続ける越境ECを後押しするサービスとして多くの個人、事業者からの活用が期待されるだろう。海外送付のハードルを下げ、さらなる市場活性化に貢献するはずだ。
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