「futureshop」を提供する株式会社フューチャーショップ（以下：フューチャーショップ）は2024年7月23日、Googleが運営する動画プラットフォーム「YouTube」が提供する「YouTubeショッピング」との連携を開始した。本連携によって「futureshop」または「futureshop omni-channel」（以下：futureshop）を利用するEC事業者は、ECサイトで販売中の商品を自社YouTubeチャンネルやYouTube上の動画、ライブ配信上に掲載することが可能になる。

動画コンテンツを活用した購買導線を確保

今回、フューチャーショップが提供する「YouTubeショッピング」との連携によって、動画コンテンツを活用した購買導線の確保が期待されるだろう。

本連携を利用するためには、以下の必須条件を満たしている必要があるので確認してほしい。

◆YouTubeパートナープログラムに参加している。
◆チャンネルがYouTubeパートナープログラムのチャンネル登録者数の条件を満たしている、または公式アーティストチャンネルである。
◆チャンネルの対象視聴者が子ども向けに設定されておらず、子ども向けに設定された動画の数が多くない。
◆ヘイトスピーチに関するYouTubeのコミュニティガイドラインの違反警告を受けていない。

futureshopを利用する店舗は、YouTubeショッピング連携の利用にあたって、必須要件を満たしているかの確認や、ECサイトとYouTubeチャンネルとの接続方法などのサポートが受けられる。利用を希望する場合は、futureshop管理画面から申し込みが可能だ。

月間7120万人を超えるアクティブユーザーへ訴求

「YouTubeショッピング」では、YouTubeチャンネルやYouTube上での動画、ショート動画、ライブ配信を通じた商品紹介が可能。視聴者はYouTube上で商品をクリックすることで、該当商品ページにスムーズに遷移し、そのまま商品を購入できる。

※画像元：YouTubeチャンネルや動画に商品が掲載できる「YouTubeショッピング」との連携開始（株式会社フューチャーショップ）

ECサイトで販売する商品を、日本国内の月間アクティブユーザー数が7120万人を超えるYouTubeに掲載可能。動画やライブ配信で表現力豊かに商品を訴求できるだけでなく、商品ページへスムーズに遷移させることで、さらなる販売の促進を実現するだろう。

2024年5月には「BASE」と「YouTubeショッピング」が連携し、同様のサービス展開をいち早く実施している。今回、フューチャーショップとの連携が実現したことで、より一層YouTubeを活用したマーケティングが活発になることが考えられるはずだ。

フューチャーショップでは今後、「YouTubeショッピング」の活用方法やYouTubeチャンネルの運用に関するセミナーを実施予定としている。幅広い顧客へのアプローチが期待される本連携の動向に注目したい。

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