JCRM、顧客に向き合う宣言マーク 「Customer Promise認定制度」リリース

ECのミカタ編集部

JCRMが、顧客に向き合う宣言マーク 「Customer Promise認定制度」をリリース

一般社団法人 日本通販CRM協会(以下、JCRM)は、申し込みのあった対象企業を審査・評価し、Customer Promiseマークとして星を1つから5つまで付与する「Customer Promise認定制度」をリリースした。

安心快適な通販社会を目指す

JCRMのリリースによれば、「Customer Promise認定制度」の目的は、企業と顧客が信頼し合い、より安心で快適なEC・通販を利用できる社会を目指すこと。顧客の心をつかむ関係構築のために、企業として取り組んでいることを提出し、審査を行い、評価する認定制度としている。

◆付与する★の数について
▷(1つ星)質の高い商品とサービスをお客様に提供する会社
▷(2つ星)質の高い商品とサービスがお客様に支持されている会社
▷(3つ星)質の高い商品とサービスを家族や友人に紹介したくなるほど価値がある会社
▷(4つ星)質の高い商品とサービスが支持されお客様との関係値を深め育んでいる会社
▷(5つ星)質の高い商品とサービスが支持され永続的なファンを持ちお客様へ価値を提供し続ける会社

◆審査費用
▷協会会員:10000円
▷非会員:50000円

審査については、①動画提出(「顧客」「商品・サービス」「データ」「PR」「ブランド」の5項目に対して、会社としての取り組み・考えを動画で提出)。②動画提出後に、審査委員会(日本通販CRM協会理事・役員を中心としたメンバー)による面談。③審査委員会メンバーによる審議のうえで★の付与について決定する、という。

※画像元:Customer Promise認定制度について( 一般社団法人 日本通販CRM協会)

EC利用環境の整備が期待される

日本通販CRM協会は「JCRMを通じて日本のEC・通販業界を世界に誇れる代表的な産業にする。」という理念のもと、2015年に立ち上げられた日本で唯一のEC・通販を中心としたJCRM専門の協会。

JCRMでは、本制度の普及によって消費者が「Customer Promiseマークを取得している企業から商品・サービスを購入したい」と感じ、本質的なCRMに向き合う企業が増加することで、安心で快適にECを利用できる社会へとつながることを求めていく、と表明している。顧客からの信頼を高めたいと考える事業者にとって、自分たちの姿勢を証する新たな認定制度になりそうだ。


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