17LIVE、東アジア・東南アジア向けに新たな越境コマースサービスを開始へ

ECのミカタ編集部

年間総売上500億円を誇る1,300名のKOLとマッチングが可能!新たな越境ライブコマースサービス「HandsUP Crossborder」を2024年8月19日より開始

ライブ配信アプリ「17LIVE」を運営する17LIVE株式会社(以下:17LIVE)は、2024年8月19日より、多くの人に影響力を持つ販売に特化した専門家やインフルエンサー(以下:KOL)とのマッチングが可能な新たな越境ライブコマースサービスとして、「HandsUP Crossborder(以下:本サービス)」の提供を開始することを公表した。

東アジア・東南アジアのKOLとのマッチングを可能に

本サービスは、日本の商品を台湾の視聴者に紹介する「越境ライブコマース」を希望するクライアントと、17LIVEが独自に契約を行う1300名以上の東アジア・東南アジアのKOLとのマッチングを可能にするサービスである。

クライアントが自社商品の情報をプラットフォーム上に登録を行うと、該当の商品に関心を持ったKOLがサービス上で応募。その後、KOLの販売データを保有している17LIVEが、応募したKOLの中からクライアントのリクエストや商品に合致するKOLを厳選し、マッチングが成立したKOLが専属スタッフによるサポートのもと、商品販売を実施する。

◆サービス名:HandsUP Crossborder(ハンズアップ クロスボーダー)
◆提供開始日:2024年8月19日
◆内容:1300名以上の台湾KOLとのマッチングプラットフォームの提供、越境ライブコマース実施にあたってのコンサルティングほか
◆価格:月額98000円〜

※実施内容に応じて相談/見積り

万全の体制で国外に販路を拡大

17LIVEが契約しているKOLは、これまでに実施したキャンペーンなどの施策における1施策あたりの平均売上額が180万円(※1)、売上上位100人の平均物販月商は3000万円(※2)、年間総売上は500億円以上(※3)と、ライブコマースにおいて高い実績を誇っている。

そのほかにも、KOLが抱える総フォロワー数は1600万人以上(※4)に上り大きな影響力を有するほか、案件受諾率は80%以上(※5)となっているなど、万全の体制で国外に販路を拡大したいクライアントに対する手厚いサポートが期待できるだろう。

また、商品の個包装や保管、配送は全てKOLが担当。煩雑なコミュニケーションは専属スタッフが対応することで、コマースの工程において大半の部分を低コスト・追加オペレーションなしで実施することが可能である。

※1:過去KOL向けに提供されたキャンペーンにおいて創出されたGMV(流通取引総額)に対し、参加したKOL人数によって平均値を算出したもの(2024年6月現在)
※2:売上上位100名のKOLの物販実績に基づく平均月商
※3:17LIVE当社が契約している全KOLの2023年度の売上
※4:所属KOLのFacebookフォロワー数
※5:過去KOL向けに提供されたキャンペーンにおいて案件が受諾され、1円以上のGMV(流通取引総額)が発生している割合(2024年6月現在)

※画像元:新たな越境ライブコマースサービス「HandsUP Crossborder」を2024年8月19日より開始(17LIVE株式会社)

低コスト・低リスクで新たな販売チャネルを提供

17LIVE株式会社ライブコマース事業責任者である村井宏海氏は、本サービスについて以下のようにコメントしている。

「クライアントに適切なKOLをマッチングし、商品について深く理解しエンゲージメントが高まるような配信をお届けすることで、これまでコストやリソースの点で越境施策を断念していたクライアント様に対しても、低コスト・低リスクで新たな販売チャネルを提供できると確信しております。そして我々は最終的には、ライブコマースを切り口とした、EC業界におけるグロースやマーケティングにおける課題の解決を行ってまいります」

今後は台湾だけではなく、シンガポールなどの東南アジアを中心にその他各国、地域への展開を予定しているという。越境ECへの参入障壁を取り除きつつ、高いプロモーション効果が期待できるサービスとして幅広い事業者からの利用が想定されそうだ。


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