アメリカ在住20〜30代女性がファッション購入時に気にする点は? ジグザグ調査

ECのミカタ編集部

越境EC支援のジグザグ、20〜30代のアメリカ在住女性を対象にファッションEC利用に関する調査を実施

「WorldShopping BIZ」を展開する株式会社ジグザグ(以下:ジグザグ)は2024年8月2日、アメリカ在住の20〜30代女性300名を対象にした「ファッションEC利用に関する調査」結果を公表した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。

調査概要

◆調査期間:2024年4月28日~30日
◆実施方法:インターネット調査(Koeeru株式会社/Koeeru for Global)
◆調査対象:女性(20~39歳)、アメリカ合衆国在住者
◆回収件数:300サンプル(20代=150、30代=150)
◆出典元:アメリカ在住、20代〜30代女性のファッションEC利用に関する調査(株式会社ジグザグ)

ブランド運営の公式サイトとアプリで購入

ファッションアイテムを購入するサイトとしては、「ブランド公式サイト」で60.0%、次に「ブランドオフィシャルアプリ」で50.3%と公式のサービスをよく利用していることがうかがえる結果となった。

オンラインショッピング利用時に気をつけていることを質問したところ、最多には「購入前にレビューをチェックする」で62.0%を占めた。また、約半数の人は複数の通販サイトで商品価格を比較すると回答。

「ブランドの公式サイトを利用する」「文章や説明に不審な点がないか確認する」など、実物を見れないからこそ、商品に問題がないか、サイトに問題や違和感がないかどうかをきちんとチェックしている顧客が多いことが浮き彫りになったといえるだろう。

ブランドサイト、SNSで情報取得

「ファッションについての情報収集方法」について質問したところ、最多は「ブランドサイト」で49.7%、次いで「ファッションサイト&記事」が41.3%と並んだ。こちらも購入サイト同様、公式経由の情報が重視されているといえるだろう。

また、ファッションに関する情報を取得するSNSのトップ3は、以下のような結果となった。

◆Instagram:61.3%
◆Facebook(Meta):50.0%
◆TikTok:39.0%


ECでの購入にはSNSやブランドサイト通じた情報取得、レビューチェックなど複数の確認を経てから行われる。その背景には「届くまで実物を確認できない」というECならではの特徴があると考えられるだろう。

ファッションだけではなく、EC事業者にはユーザーに安心感を与える訴求がより一層求められるかもしれない。本調査内容を今後の施策検討に活かしてほしい。


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