AnyMind Group、AIを活用したショート動画生成機能をリリース
AnyMind Group株式会社(以下:AnyMind Group)は2024年8月7日、AI技術を活用したショート動画の自動生成機能(以下:本機能)を開発したことを公表した。
「AnyManager Video」の新機能
本機能は、AnyMind Groupが提供する動画生成・広告配信機能「AnyManager Video」の新機能として開発されており、ワンタグでウェブサイト上に生成したショート動画を配信することが可能となっている。
AnyManager Videoはすでにグローバル展開しており、現在支援しているアジア12カ国の複数社に導入されている。
ある導入企業ではAnyManager Videoでの収益がネットワーク広告収益の3割ほどを占めており、広告単価はバナー広告枠の2〜3倍と、収益性の向上が実現。動画広告の導入後、回遊率は20%向上、滞在時間は16%増加した事例もあるなど、ユーザーエンゲージメントの向上にも寄与し続けている。
近年急速に注目を集めるショート動画生成を通じて、さらなる貢献が期待されるだろう。
生成コストを下げつつもエンゲージメントを向上
本機能は記事内容を取得し、その後の動画生成工程をAIが全て自動化。また、媒体社側で保有するソーシャルメディアでも動画の配信ができるよう、SNS向けのフォーマットやテキストの読み上げ機能などにも対応している。
これまで人力で行っていた作業をAIが自動化することで、生成コストを下げつつも、ユーザーエンゲージメント向上が実現するだろう。
AnyMind Group Director of Publisher Growth Developmentである、丸山仁氏は以下のようにコメントしている。
「今回ローンチしたAnyManager Video Playerを活用することで、効率的に動画広告の生成・配信が可能です。こうした動画機能の充実により、パブリッシャーの事業成長や収益性の向上に貢献してまいります」
スマートフォンの普及により、ユーザーのトラフィックはウェブサイトからソーシャルメディアに集中してきている。そのため、視認性の高い動画が情報収集に多く利用されている状況だ。本機能により、多くの商品やサービスにおいて認知度やエンゲージメント向上が期待されるだろう。