佐川急便、飛脚国際宅配便の燃料サーチャージ料金を改定 繁忙期追加金の導入も
佐川急便株式会社(以下:佐川急便)は2024年8月19日、飛脚国際宅配便においてFuel Surcharge(燃料サーチャージ)の改定、およびDemand Surcharge(繁忙期追加金)の導入について公表した。
世界220以上の国・地域にドア・ツー・ドアで配送
佐川急便が提供する飛脚国際宅配便は、法人・個人を対象に世界220以上の国・地域にドア・ツー・ドアで配送するサービスである。各お届け国・地域を8地帯に分け、小荷物/書類別に細かく設定した運賃で重量0.5kg刻みで計算。日本国内のどこからの配送でも統一運賃で国際間輸送が可能となる。
今回、安定した国際輸送サービスの継続と顧客ビジネスのサポートを目的に、「燃料サーチャージ」の改定および「繁忙期追加金」が導入されることとなった。以降でそれぞれの詳細を確認する。
燃料サーチャージは10%から18%に改定
◆Fuel Surcharge(燃料サーチャージ )の改定について
航空燃油価格等の上昇を背景に、2024年10月1日より飛脚国際宅配便のFuel Surcharge(燃料サーチャージ)を以下の通り改定する。
▷改定前:10%
▷改定後:18%
※燃料サーチャージは予告なく変動される場合がある。
◆Demand Surcharge(繁忙期追加金)導入について
貨物需要の高まる下記期間において、飛脚国際宅配便にDemand Surcharge(繁忙期追加金)を導入する。
▷適用期間:2024年9月15日~2025年1月31日 佐川急便集荷分
▷以下、日本発 仕向け地別 追加金
※画像元:飛脚国際宅配便 Demand Surcharge(繁忙期追加金)導入のご案内について(佐川急便株式会社 他)
※繁忙期追加金は、貨物の請求重量(請求書上の重量)0.5kgごとに、上記キロ単価の半額が加算。
※燃料サーチャージは、運賃に繁忙期追加金を加算し計算。
より詳細なエリア区分については、以下リンクより確認可能となっている。
越境ECが発展しつつある状況において、今回の価格改定は多くの事業者に影響を与えることが想定される。適応後のスムーズな対応のためにも、顧客への事前周知を進めたい。