株式会社メイキップ（以下：メイキップ）と株式会社バニッシュ・スタンダード（以下：バニッシュ・スタンダード）は2024年9月4日より、アパレルECユーザーの体験価値向上を目的に協業し、パーソナライズドサービス「aunn Personalization」と店舗スタッフDXアプリケーションサービス「STAFF START」の標準連携サービスの提供を開始した。

ユーザーとスタッフの相乗効果が期待

ユーザーの体型や嗜好に合わせて表示をパーソナライズする「aunn Personalization」と、スタッフDXサービス「STAFF START」を連携させることによって、ECサイトコンテンツをユーザーの体型・好みに合わせて自動で最適化表示することが可能となる。

訪問ユーザーが「自分の体型とマッチ」したSNAP投稿をブランド側にリクエストをすることができるようになり、需要の高い適切な投稿を増やすことでECサイトの利便性が向上する。

さらに、スタッフにとっては自身の投稿が顧客の有益情報になる成功体験に繋がるといった、両者の相乗効果が期待される。

※画像元：パーソナライズサービス「aunn Personalization」がSTAFF STARTと標準連携開始（株式会社メイキップ）

アパレルEC最大の課題解決に貢献

今回の協業について、株式会社メイキップ代表取締役である柄本氏は以下のようにコメントしている。

「この度、スタッフコーデ市場を牽引しCX、EXに取り組むSTAFF STARTとNo.1サイズレコメンドエンジンであるunisizeから派生したaunn Personalizationが連携させていただくことができ、大変嬉しく思っております。これを機に、バニッシュスタンダード社と共にアパレルEC業界のパーソナライズを当たり前にすることによって、アパレルECにおける最大の課題である『似合うか問題』と『サイズ問題』の改善に大きく貢献できると考えています。アパレル各社にとっても、スッタフの皆さんにとっても、そしてECユーザーにとっても、パーソナライズされた環境下での最高のユーザー体験を追求していく所存でございます」。

「自分に似合うかどうかわからない」不安を解消

今後はスタッフコーディネートのみならず、スタッフブログやスタッフレビューなどコンテンツ幅を広げ、ユーザーの体験価値を最大化していく予定としている。

また、モデルやスタッフコーディネートの顔をユーザー自身の顔に差し替えることで、着用時のイメージを明確化し、オンラインでの商品購入を促進するサービス「FaceChange」機能を連携することによって、オンラインでユーザーが洋服を購入する際の「自分に似合うかどうかわからない」という不安を解消させる。

各ECコンテンツを更に最適化された体験へと導き、ユーザーの利用価値を高めていくことが期待される。アパレルECの課題を解決し、市場拡大に繋げるサービスとして大きな注目が集まるはずだ。