トランスコスモス、越境ECサイト「Geek Jack」のVRChat向けワールドを開設

ECのミカタ編集部

トランスコスモス、運営するエンターテインメント越境ECサイト「Geek Jack」のVRChat向けワールドを開設

トランスコスモスは2024年9月6日、運営する越境ECサイト「Geek Jack」を通じた顧客体験の向上、コミュニティへ革新的なコンテンツの提供を目的にVRSNSプラットフォーム「VRChat」内のワールドを開設した。

Webページとは異なる体感的な顧客体験

VRChatワールド開設によって、VR空間上でより体感的・直感的な体験を提供することが可能となる。

◆ワールドの機能・特長
▷エントランス:美しくデザインされたエントランスが、広大なバーチャルワールドに広がる。
▷インタラクティブマップ:詳細なエリアマップを使用して簡単にナビゲートし、通常のWebページとはまったく異なる体感的な顧客体験を提供。
▷さまざまなバーチャル体験:販売するVRChat向けアバターの試着や音楽の試聴をはじめ、バーチャル空間特有の空間性を活用した商品の閲覧、購入が可能。
▷多言語サポート:日本国外のユーザー向けに、英語・中国語のほか、タイ語にも対応。

※画像元:運営するエンターテインメント越境ECサイト「Geek Jack」のVRChat向けワールドを開設(トランスコスモス)

次世代のバーチャル体験を提供

トランスコスモスはVRChatワールド開設について、以下のようにコメントしている。

「世界中のVRコミュニティファンに向けた新しい挑戦であり、創造性・双方向性・コミュニティへの参加を融合させ、次世代のバーチャル体験を提供することを目指しています。VRChatファンのユーザーをはじめ、VR・メタバースにおけるビジネス展開を検討しているお客様企業向けにサービスの強化をはかります」

「Geek Jack」は2019年7月より、日本発のVTuber音声商材のダウンロード販売を開始。既に100キャラクター、2000種類以上の商品を取り扱っており、デジタル商品に加え、物理商品も約130カ国を対象に販売している。

現在、新たな商材としてVRSNS/メタバース関連3Dモデルデータ、音楽商材の取り扱いを強化。今回のVRChatワールド開設も、こうした取り組みの一環として考えられるだろう。越境EC市場を成長させ、顧客体験の向上にも繋がる施策として、今後の動向に注目したい。


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