「AD YELL」を中心としたYELLシリーズが累計取引高400億円を突破 利用社数は累計224社に

ECのミカタ編集部

バンカブル、広告費の4分割・後払いサービス 「AD YELL」を中心としたYELLシリーズが、累計取引高400億円を突破

株式会社バンカブル(以下:バンカブル)は、提供する広告費の4分割・後払い(BNPL)(※1)サービス「AD YELL」を中心とした「YELLシリーズ」の累計取引高(以下:GMV)が、2024年8月末時点で400億円を突破、利用社数が累計224社になったことを公表した。
※1:「Buy Now, Pay Later」の略

スピード感を持った対応と顧客紹介がけん引

バンカブルは今回の伸長要因として、事業成長する過程で生じるキャッシュフロー課題に、スピード感をもって対応できるファイナンスの打ち手として評価されたことに加えて、パートナー企業からの継続的な顧客紹介があげられると分析している。

国内中小企業の企業間取引において、取引先へ支払いをする企業の半数以上(※2)が、資金繰りやキャッシュフローに問題を抱えている。広告費は、事業成長を志す企業にとって欠かせない資金である一方、先行投資のなかでも大きな割合を占めるため、資金繰りに大きな負担をかける傾向にあるといえるだろう。

バンカブルはこうした課題に対して、従来前払いや一括払いのWeb広告費を4分割・後払いにすることで、キャッシュアウトの負担を軽減し、売上を立てながら支払うことができる「AD YELL」を提供。独自審査モデルを採用したオンライン完結の審査によって、サービス利用開始まで最短3営業日というスピードを実現させている。

※2:アメリカン・エクスプレス「企業間決済白書 2022」より

審査モデルアップデート、新サービス開発に取り組む

「AD YELL」を利用する小豆島ヘルシーランド株式会社は、以下のようにコメントしている。

「資金繰りの面でも大いに助かっています。季節性のある私たちの商品は、ピークシーズン時には強力な広告出稿が必要になります。そのため、多額の広告費を分割で支払えるのは、非常に便利です。広告と連動させたキャンペーンをタイムリーに実施できるようになり、予算の調整がしやすくなりました」

バンカブルは今後もファイナンス課題に合わせて、活用しやすいサービスになることを目指し、「YELLシリーズ」の審査モデルのアップデートと、新サービス開発に取り組むとしている。累計取引高400億円はあくまで一つの節目に過ぎず、今後もさらなる成長が期待されるだろう。


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