アサヒ飲料、初の単品通販サイトに「メルカート」を採用 熟成コーヒー豆のEC販売をスタート

ECのミカタ編集部

アサヒ飲料がクラウドEC構築プラットフォーム「メルカート」を採用 ウイスキー樽で熟成させた薫り高いコーヒー豆のEC販売をスタート

株式会社エートゥジェイ(以下:エートゥジェイ)は2024年9月18日、アサヒ飲料株式会社(以下:アサヒ飲料)がウイスキー樽で熟成させた香り高いコーヒー豆「WHISKY BARREL AGED DEVIL‘s GIFT」の販売に「メルカート」が採用されたことを公表した。

サポート体制や柔軟性、長期活用が評価

メルカートは「ecbeing」から誕生した、販促・CRM機能一体型のクラウドECサイト構築プラットフォームである。アサヒ飲料が提供するコーヒー豆「WHISKY BARREL AGED DEVIL‘s GIFT」の販売に採用され、2024年9月2日にオープンした。

本商品はアサヒ飲料の新規事業としてスタートし、クラウドファンディングを通じたテストマーケティングを成功。多くの支持を集めたのちの継続的な販売を目的として、アサヒ飲料初となる単品通販サイトを開設することとなった。

メルカートはオープン前の構築段階のサイトデザイン設計やコンテンツの作成、また運用開始後の施策提案・実施までワンストップで充実したサポート体制を提供しており、ECサイト運営が初めての事業者でも安心して運営することができる。

パッケージ型ECプラットフォーム「ecbeing」へシームレスに移行し、独自の機能やサービスを柔軟にカスタマイズしていくことも可能であり、サポート体制や柔軟性に加え、長期的に活用できることから、メルカートを採用するに至った。

※画像元:アサヒ飲料がクラウドEC構築プラットフォーム「メルカート」を採用(株式会社エートゥジェイ)

記事、メルマガを通して世界観を共有

ECサイト上では商品を販売するだけではなく、リッチなデザインや多彩なコンテンツを活用することで、これまでとは異なる視点でコーヒーを楽しんでもらえるような世界観を表現している。

「アクマガジン」と名付けられた読みものコンテンツでは、おすすめの愛飲シーンやコーヒーに関する豊富な知識を提供。エートゥジェイのコンテンツチームが指揮を取り、「WHISKY BARREL AGED DEVIL‘s GIFT」が伝えたい大切なメッセージを込めて記事を作り上げる。

メールマガジンなどへの転載など二次活用が可能な情報量を意識し、より多くの顧客に世界観が共有されていくことを目指すとしている。

※画像元:アサヒ飲料がクラウドEC構築プラットフォーム「メルカート」を採用(株式会社エートゥジェイ)

ブランドファン育成に努める

本件について、アサヒ飲料担当者は以下のようにコメントしている。

「既存の飲料事業とは異なる価値をお届けする新規事業の立ち上げに際し、『夜の余暇時間を豊かに』という本商品の世界観をしっかりと伝達し、お客様と密にコミュニケーションをとっていくことができる必要性を感じ、ECサイトのオープンに至りました。(中略)今後、一定に売上を見込めるようになった際には、会員制度や定期便購入サービスによるお客様の利便性アップや、オフラインとの接点も含めた販促やキャンペーン導入によるブランドファン育成に努めていきたいです」

今後は事業成長に応じた、サイトサービスの拡充が見込まれる。商品の世界観を伝えるサイトデザインとコンテンツを通した販促展開に注目、期待したい。


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