中国向け越境モール型EC「xxxxnese」、台湾・香港に販路拡大へ

ECのミカタ編集部

越境ECをDXするxxxxnese、台湾・香港向けの越境販売を開始

株式会社xxxxnese(読み:ニーズ、以下:xxxxnese)は2024年10月16日、中国大陸に加えて新たに台湾・香港地域への販売を開始した。

中国への越境ECノウハウを駆使した新サービス

xxxxneseは、従来の貿易型越境方式をデジタル化し、越境販売の中でも難易度の高い中国市場において、販売者のリスクと業務負荷の削減を実現してきた。

サービス開始から約2年で2100以上のショップが出店し、5700以上のブランドが参加、120万点以上の商品を提供している。ファッション、趣味、飲食品、漫画・アニメグッズ、コスメなど、日本の強みがある商品を集めた越境モール型ECとして注目を集めている。

今回、これまで中国大陸向け越境ECで培ったノウハウを駆使し、台湾・香港向けの新サービスをリリースした。販売者は追加の負担なく、中国本土・台湾・香港へ簡単に販売が可能となり、台湾・香港の購入者は日本の商品を幅広く、最適な価格で快適に購入できるようになるという。

販売者、購入者の課題を解決

xxxxneseは台湾・香港向け越境販売における現状の課題について、販売者と購入者別に指摘している。

◆販売者の課題
▷商品登録など、追加運営業務が発生
▷個別発送はコストがかかり、貿易を利用すると倉庫代が発生し、価格戦略上で不利
▷自社サイトへの集客には追加コストが必要

◆購入者の課題
▷転送サービスや購入代行はコストが高く、届くまで時間がかかる場合がある

こうした課題に対して、xxxxneseの独自技術である越境標準化システムによって、通常の越境販売に比べて出店者の煩雑な手続きを簡略化。さらに、自社物流ネットワークを活用することで、台湾・香港の顧客に対して迅速かつ安価な配送を提供するという。

同社では、今後は各地で出店者と連携したPRを進め、日本商品の東アジア圏での認知獲得、売上醸成を目指すとしている。


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