「ロジザードZERO」、佐川急便の送り状発行機能とのAPI連携実現 WMSから送り状の直接印刷が可能に

ECのミカタ編集部

クラウド倉庫管理システム「ロジザードZERO」と佐川急便の送り状発行機能のAPI連携を実現

ロジザード株式会社(以下:ロジザード)はクラウド倉庫管理システム(WMS)「ロジザードZERO」において、佐川急便株式会社(以下:佐川急便)が提供するAPIを利用して「ロジザードZERO」から送り状印刷を可能にする連携を開始したことを発表した。

自動で送り状のPDF生成が可能

「ロジザードZERO」は、20年以上のサービス運用実績を持つクラウド倉庫管理システム。今回の連携によって、「ロジザードZERO」で引当処理または出荷検品をしたのちに自動で送り状のPDF生成し、その情報をもとに送り状の印刷が可能になったという。

◆API連携イメージ図

※画像元:クラウド倉庫管理システム「ロジザードZERO」と佐川急便の送り状発行機能のAPI連携を実現

作業の複雑さ、セキュリティ上のリスクを改善

これまで「ロジザードZERO」からの送り状作成は、出荷先情報を含む送り状発行用CSVをローカルPCにダウンロードし、そのCSVファイルを手動で専用送り状発行ソフトにインポートすることで出力していた。

そうした工程は、作業が煩雑になっていることに加え、特に通販事業者では個人情報を含むCSVファイルをローカルPCに保存することによるセキュリティ上のリスクがあったとロジザードは指摘する。

しかし佐川急便の提供するAPIを活用することで、CSVファイルを経ることなく自動での送り状発行を実現。現場作業のボトルネックとなりうる送り状発行業務の効率化をもたらす今回のAPI連携は、ポジティブな効果が期待できそうだ。


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