ビビッドガーデンが静岡県と2度目の連携を開始 一次産品の生産者や加工品事業者の販路拡大をサポート

ECのミカタ編集部

ビビッドガーデン、静岡県と2度目の連携を開始。一次産品の生産者や加工品事業者の販路拡大をサポート

産直通販サイト「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデン(以下:ビビッドガーデン)は2024年10月25日、静岡県と連携し県内の生産者の販路拡大および販売促進のサポートを強化することを公表した。

BtoBの販路開拓に取り組む

ビビッドガーデンと静岡県の連携は一昨年度に続き2回目となる。本提携では一次産品の生産者だけでなく、加工品を手掛けるメーカーの販路開拓にも注力し、生産者や加工品事業者からバイヤーへ販売するBtoBの販路開拓に取り組むとした。

今回の受託業務の内容は、主に以下の2点があげられる。

◆生産者・加工品事業者とバイヤーのマッチングを目的とした商談会の開催
生産者や加工品事業者と量販店などのバイヤーのマッチングを目的とした商談会を開催。生産者から消費者へ直接販売するBtoCの販路だけでなく、生産者や加工業者からバイヤーへ販売するBtoBの販路開拓にも取り組む。また、業界に精通したコーディネーターを配置し、商談にまつわる個別サポートも実施する。

◆商談力向上を目的とした講座を開催
生産者や加工品事業者を対象に、マーケティングや営業の基礎知識、業界の仕組みを学び、販路拡大に自ら取り組める力を身につけることを目的とした全6回の講座を開催する。

生産者、加工品事業者の販路拡大をサポート

本連携は静岡県の「バイ・シズオカ オンラインカタログを活用した県産品の販路開拓業務」の一環となる。

「バイ・シズオカ オンラインカタログ」は、静岡県の農産物や生鮮食材、飲料・加工品まで、県内の食に関する多彩な情報を集めたサイト。静岡県内の生産者やメーカーが育てた商品を一堂に集めて提供し、県内の生産者とバイヤーを結びつけるプラットフォームでもある。

静岡県は、温暖な気候を活かした農作物の栽培が盛んであると同時に、駿河湾、遠州灘、浜名湖と変化に富んだ海岸線による漁業も魅力となっている。

しかし、一次産品や加工品の全国展開には様々な課題が伴う上に、専門的な知識やノウハウが必要となる。さらに、限られた時間の中で生産に専念せざるを得ない生産者や加工品事業者にとって、販路拡大に取り組むのは容易ではないのが現状となっている。

本連携はこうした課題を解決し、県内生産者や加工品業者の販路拡大、売上向上を実現させるだろう。魅力あふれる静岡県の一次産品に注目が集まり、より多くの消費者に認知されるきっかけになるはずだ。


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