トランスコスモス、WebサイトのCVRをAIで大幅に強化するサービス「改善MAKER」を提供開始

ECのミカタ編集部

トランスコスモス、WebサイトのCVRをAIで大幅に強化するサービス「改善MAKER」を提供開始

トランスコスモスは2024年10月29日、WebサイトのCVRをAIで大幅に強化するサービス「改善MAKER(以下:本サービス)」の提供を正式に開始した。

売上拡大や自己解決率の向上ポイントを発見し改善

本サービスは独自のAI・分析技術を活用することで、Webサイトに来訪した顧客を行動導線単位で分析。数億パターン存在する顧客行動から、売上拡大や自己解決率を向上させるポイントを発見し、改善する分析サービスである。

主な特徴は以下の通りだ。

◆分析~改善のサイクルをトランスコスモスに一任
改善MAKERで発見したサイト上の課題に対して、どのような改善を実施すべきか分析結果に基づく提案まで実施する。

◆圧倒的な分析スピード
独自のAI・分析技術を活用し、最短1カ月(※1)で全ページを網羅した分析から改善提案まで行うことが可能。

◆解像度の高い改善施策
改善MAKERの機能に改善時の成果をシミュレーションする機能があるため、期待成果の高い課題から優先度を付けて対応する。

※1:通常、Web顧客体験の分析には専門スキルをもつアナリストが数カ月かけて課題を発見する。

先行導入での勝率は74%と高い実績を誇る

すでに本サービスを先行導入している企業は、EC・金融・通信業界を中心に累計25社存在している。分析~改善まで実施した施策数は累計168本にのぼり、成果が創出できた事例の一部は以下の通り。これまでの勝率は74%と高い実績を誇っている。

◆EC業界の商品購入CVRを2.75倍アップ
◆ホテル業界の宿泊予約CVRを1.25倍アップ
◆クレジットカード業界の入電対応コストを年228万円削減


通常、AIの導入は高額な投資と長いPoC期間が必要となるが、本サービスでは事前トライアルを用意。そのため、トライアルで成果を確認してから本契約を判断できる。

トランスコスモスは本サービスについて、2025年までに50社の導入を目指すとしている。今後も多くの事業者に売上拡大、自己解決率向上へと繋がる施策を提供するはずだ。


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