フルフィルメント支援サービス「Fulfillment by ZOZO」、アプリによるShopifyとの連携を開始

ECのミカタ編集部

フルフィルメント支援サービス「Fulfillment by ZOZO」、アプリによるShopifyとの連携を開始

株式会社ZOZO(以下:ZOZO)は2024年11月7日、フルフィルメント支援サービス「Fulfillment by ZOZO」と、Shopify Japan株式会社(以下:Shopify)が提供するコマースプラットフォーム「Shopify」の連携を可能にするShopifyアプリ「Fulfillment by ZOZO 連携アプリ」の提供を開始した。

販売機会の損失を最小化するサービス

ZOZOが展開するOMOプラットフォーム「ZOZOMO(ゾゾモ)」のサービスの1つ「Fulfillment by ZOZO」は、同社物流機能を活用し、ZOZOTOWNとブランド自社ECの在庫を一元管理することで、各チャネルにおける商品欠品による販売機会の損失を最小化するサービスである。

同サービスは、ZOZOTOWNの在庫とブランド自社ECの在庫を一元管理することで、各チャネルにおける商品欠品による販売機会の損失を最小化するサービスとして2019年4月にリリースされた。

今回提供を開始するShopifyとの連携アプリを利用することで、Shopifyを利用し自社ECを運営しているブランドも、カートシステムを変更することなく「Fulfillment by ZOZO」を簡単に導入することが可能となった。

なお、「Fulfillment by ZOZO 連携アプリ」の利用は無料となっている。

物流機能を活かした支援を提供

「Fulfillment by ZOZO」は、既存の自社EC支援サービスの運営手数料(※1)15%を無料化することで、倉庫拡張に伴う設備投資、人件費、在庫保管料のコスト無く、自社ECの立ち上げ、運営が可能。

「ZOZOBASE」がブランド自社ECの物流機能も担うため、利用事業者は倉庫拡張に伴う設備投資や人件費、人員の採用・在庫保管料のコストがかからない。

ZOZOは今後も、本アプリをはじめとした「ZOZOMO」の各サービスの利便性向上やブランドの負担軽減に努め、ZOZOTOWNの販売力や同社ならではの物流機能を活かした支援を提供するとした。多くの事業者の売上をサポートする連携として、今後の動向に注目、期待したい。

※1:自社ECで販売する商品の撮影、採寸、保管などのフルフィルメント業務にかかる手数料。別途、配送料・出荷代行手数料などの費用が発生する。


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