イーシーキューブ、「定期購入EC」に対応した大規模EC向け構築・運用サービスをリリース
株式会社イルグルム(以下:イルグルム)の連結子会社である株式会社イーシーキューブ(以下:イーシーキューブ)は2024年12月2日、「定期購入EC」に対応した大規模EC向け構築・運用サービス「EC-CUBE Enterprise Subscription(以下:本サービス)」を提供開始した。
大規模ECの中でも特に「定期購入EC」に特化
本サービスは「EC-CUBE Enterprise」サービスの第4弾として、消費者との長期的な関係構築や収益の安定化の観点から構築ニーズが高いものの、最適な仕様の確立や、その実現に必要な構築コストが高くなる傾向にあった「定期購入EC」に対応するサービスとしてリリースされた。
大規模ECの中でも特に「定期購入EC」に特化した機能を、あらかじめ初期機能として提供し、導入しやすい価格と開発期間で独自の定期購入ECを実現させることが可能となる。
また、先にリリースされた「EC-CUBE Enterprise」のサービス(※1)と自由に組み合わせができる。
※1:Infrastructure(大規模EC基盤)、Mall(モール型EC)、Multilingual(多言語対応EC)
※画像元:EC-CUBE Enterpriseサービスの第4弾として「定期購入EC」に対応した大規模EC向け構築・運用サービスをリリース(株式会社イーシーキューブ)
「BtoB(BtoB EC対応版)」の早期リリースに向けて開発を進める
昨今のDX需要の高まりから、イーシーキューブの相談窓口には大規模で複雑なEC構築相談が増加。同社ではこうした要望に応えるため、大規模EC向けに構築からシステム運用まで一気通貫でサポートする垂直統合モデルサービス「EC-CUBE Enterprise」の開発に注力している。
第4弾となる「EC-CUBE Enterprise Subscription」は、10年以上の稼働実績を持つEC-CUBEで大人気の高機能定期購入プラグイン「リピートキューブ」の機能とノウハウを活かし、更に大規模EC向けに高セキュリティ・高可用性・高アクセスに対応したサービスとなる。
また今回、EC-CUBEにおけるサイト構築や事業拡大、バージョンアップ、セキュリティ対策など、課題解決の相談を受ける「EC-CUBEアドバイザー」の体制も強化し、大規模EC構築についても対応可能とした。
同社は現在、「BtoB(BtoB EC対応版)」の早期リリースに向けて開発を進めている。需要の高いサービスへの対応によって、同サービスへの注目度の高まりが期待される。