ヤマト運輸、2025年1月1日より「国際宅急便」関税等諸費用後日精算手数料を改定
ヤマト運輸株式会社(以下:ヤマト運輸)は2025年1月1日より、国際宅急便の一部手数料を改定することを公表した。
関税等諸費用後日精算手数料が改定対象
2025年1月1日より、以下の通り国際宅急便の一部手数料が改定される。
◆対象サービス:関税等諸費用後日精算手数料
◆改定前:手数料として貨物1件につき1650円(税込)
◆改定後:手数料として貨物1件につき2574円(税込)
なお、本手数料は後日精算を選択した場合、関税等諸費用の有無に関わらず発生する点に注意が必要だ。
また、改定日については「輸出許可日」となり、発送日ではないためスケジュール調整には留意したい。
50%を超える大幅改定
今回の改定は50%を超える大幅引き上げとなるため、国際宅急便を頻繁に利用する事業者への影響が懸念される。特に、中小規模の輸出事業者にとってはコスト面での負担増加が予想されるため、事前の確認と適切な対応が求められるだろう。
ヤマト運輸は「今後とも皆様のご期待に添えるサービスをご提供できますよう、尚一層の努力をいたす所存でございます」とコメントする。
国際宅急便に関する問い合わせは、ヤマト運輸の担当ドライバー、もしくはお客様サービスセンターで確認可能だ。
◆お客様サービスセンターTEL:0120-5931-69(受付時間:土日祝日除く9時〜18時)
他の発送方法との比較検討を行うことで、運営への影響を最小限に抑えることが求められるだろう。円滑な運営を実現させるためにも、同内容を確認し事前準備を進めたい。