LINE「2024年アップデートまとめ」 主に21の新機能・サービスを導入

ECのミカタ編集部

主に21の新機能・サービスを導入し、もっと便利に進化

LINEヤフー株式会社(以下:LINEヤフー)は2024年12月24日、2024年に「LINE」内で提供を開始した新機能・サービスを振り返り、まとめて紹介した。本記事では一部内容を抜粋し、関連記事とともにお伝えする。

詐欺行為撲滅に向けた4つの対応

「LINE」では、SNSを悪用した詐欺行為等に警戒が必要な情勢を受け、2024年6月より新たに以下4つの対応を開始した。

◆各画面に注意喚起を順次表示
◆通報理由に「なりすまし」「詐欺」の項目を追加
◆LINE公式アカウントのアカウント開設時の認証強化
◆公的機関と協力し、注意喚起素材の作成・提供


LINEヤフーは関連府省庁、団体などと定期的に情報交換を行っており、SNSを悪用した詐欺行為等に関して2023年12月から対応を強化。しかし、詐欺の手口は巧妙化・複雑化しており、引き続き対応が必要であるとしている。

※関連記事:LINEヤフー、詐欺行為撲滅に向けた4つの対応を新たに開始

PayPayの「送る・受け取る」機能が利用可能に

2024年10月よりLINEのトークルームの「+」メニューから、友だちに「PayPay残高」や指定した金額の支払いのリクエストを送ることが可能となった。LINEと「PayPay」のID連携をする必要はなく、アカウント情報の受け渡しもない。PayPayアカウントを持っていれば、LINEでお金のやりとりが可能になった。

※関連記事:PayPayを加え集客力最大化!Yahoo!ショッピング最新戦略とは?LINEヤフー森島氏が講演【LINEヤフー株式会社 基調講演レポート】

「LINE VOOM」のクリエイター向けプログラムを一般公開

「LINE VOOM Creator Program」を通じたプラットフォームのさらなる活性化を目指し、これまで一部のクリエイターに公開してきた機能やサービスを全クリエイターに向けて公開した。

また、「LINE VOOM」画面内の「おすすめ」タブ上にテーマエリアを新たに設置し、ユーザーの興味関心に近しい各テーマを表示できるようになったことも、21のトピックス内に加えられている。

関連記事:「LINE VOOM」への動画投稿が収益化可能に クリエイター向けプログラム「LINE VOOM Creator Program」が一般公開

その他、今回のリリースでは「LINE AIアシスタント」「スタンプアレンジ機能」「デフォルト絵文字をリニューアル」「『LINEオープンチャット』での『スレッド機能』」「LINEギフトでの名入れ機能」といった新機能・サービスが取り上げられている。

SNSとしての機能はもちろん、コミュニケーションアプリとしてLINEが提供するサービスは幅広く、ツールとして活用しているEC事業者も多いはずだ。2025年もLINEのサービス拡充、新機能情報を引き続き追っていきたい。


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