「LINE VOOM」への動画投稿が収益化可能に クリエイター向けプログラム「LINE VOOM Creator Program」が一般公開

ECのミカタ編集部

LINE VOOMへの動画投稿が収益化可能に クリエイタープログラム「LINE VOOM Creator Program」を一般公開

LINEヤフー株式会社(以下:LINEヤフー)は2024年5月14日、「LINE」内のショート動画プラットフォーム「LINE VOOM」にて、ショート動画投稿により収益を受け取れるクリエイター向けプログラム「LINE VOOM Creator Program」を一般公開した。

プラットフォームのさらなる活性化を目指す

今回「LINE VOOM Creator Program」を通じたプラットフォームのさらなる活性化を目指し、これまで一部のクリエイターに公開してきた機能やサービスを全クリエイターに向けて公開。「LINE VOOM Creator Program」には、以下の機能やサービスの実装が予定されている。

◆コンテンツ投稿の収益化
一定の条件を満たした投稿のうち、再生回数などに応じた収益を得られる。

◆キャンペーンへの参加
「LINE VOOM Creator Program」を通じて、さまざまな特典を受け取れるキャンペーンや、企業とのコラボレーションの機会が得られる。
※参加には所定の条件あり

◆コンテストの開催
「LINE VOOM Creator Contest」を含めクリエイターの活躍を応援し、露出機会を拡大するコンテストに参加可能。

◆「LINE VOOM Studio」を通じたダッシュボードの利用
投稿したコンテンツの管理や視聴数、リアクション数などを確認できるダッシュボードを利用可能。また、獲得した収益もこちらから確認できる。

ショート動画市場のさらなる盛り上がりに繋がるか

「LINE VOOM」は2021年冬のサービス開始以降、クリエイター向けの情報を掲載するホームページ「VOOM Creators」の開設や、クリエイター向けダッシュボード「LINE VOOM Studio」の提供、育成プログラム「LINE VOOM Lab.」の開始、活躍したクリエイターを表彰する「LINE VOOM Creator Contest」の開催など、さまざまなクリエイター支援を実施してきた。

また、動画投稿だけでなく、コンテンツに出会い、視聴する楽しさをより多くのユーザーに提供するため、カメラ機能ならびにミュージック機能の提供、ユーザーインターフェイスの継続的な向上に加えて、2023年11月よりLIVE配信機能を追加。スポーツ、音楽、映画など、多様なジャンルのLINE公式アカウントが利用してきた。

今後「LINE VOOM」では、「LINE VOOM Creator Program」の公開にあわせて、これまで視聴中心だったユーザーがクリエイターになるための投稿ガイド提供のほか、動画投稿が楽しくなるようなキャンペーンの提供なども実施予定としている。

現在急成長を続けるショート動画市場だが、「LINE VOOM Creator Program」の一般公開によってより一層の活性化が期待されるだろう。各プラットフォームの動き、ユーザー推移など今後の動向に注目したい。


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