「70歳以上」が最も参考にするコンテンツ形式は? ランクエスト調査

ECのミカタ編集部

『70歳以上』オンラインコンテンツ利用実態調査 ~テキスト・動画・音声・画像はいつ、どう使われているのか?~ (2024年末実施)

ランクエストは70歳以上150名にテキスト・動画・音声コンテンツの利用実態を調査し、結果を公表した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する

調査概要

◆調査日:2024年12月18日
◆調査対象地域:全国
◆調査機関:Freeasy
◆調査方法:オンラインアンケート調査
◆調査人数:150名
◆調査対象:70歳以上の男女
◆出典元①:東京を中心に全国のSEO会社の失敗しない選び方や比較、注意点をプロのSEOコンサルが徹底解説(ランクエスト)
◆出典元②:SEOとは?SEO対策の基本から具体的な施策手順や注意点を初心者にもわかりやすくプロが解説(ランクエスト)

オンランコンテンツは文章メインが過半数

「普段、あなたが最もよく利用するオンラインコンテンツ形式はどれですか?」という質問に対して、「文章メインのコンテンツ(記事、ブログ、ニュース)」が58%と半数以上を占めた。

70歳以上の方にとっては、新聞や雑誌など紙媒体を読む感覚と近く、なじみやすさや理解しやすさが大きいことが考えられる。

一方、次に多いのが「動画コンテンツ」(36%)で、スマートフォンの普及やYouTubeをはじめとする動画プラットフォームの使いやすさにより、視覚と聴覚を同時に活用できる動画を好む方も増えているようだ。

「専門家による記事やレビュー記事」を参考に

「商品・サービスを購入する前に最も参考にするコンテンツ形式はどれですか?」について、最も多かった回答は「専門家による記事やレビュー記事」で47.3%を占めた。商品選びの際には信頼性の高い情報源を重視する傾向がうかがえる。

次いで「商品デモや解説動画」(30.7%)も多く、実際の使い方や操作方法などを視覚的に確認できる点が支持を得ているようだ。

また「写真ギャラリーやビジュアル図解」(19.3%)も選ばれており、視覚的な情報を通じてイメージを具体化したいと考える方も少なくないと考えられる。

一方、「音声インタビュー・レビュー」(2.7%)はまだ比較的少数だが、今後ポッドキャストやオーディオブックの利用が広まるにつれて、需要が高まる可能性は高いはずだ。

情報発信者の専門性や立場を重視

「ブランドや企業に対する信頼を築く際、最も信頼できると感じるコンテンツ形式はどれですか?」については「専門家や公式担当者による署名付きの記事・コラム」が43.3%と最も多くなった。情報発信者の専門性や立場が明確である点を重視する傾向にある様子が見受けられる。

続いて、「企業公式の動画コンテンツ」(24.7%)と「図で示されたブランドの歴史や実績」(24%)がほぼ同程度の割合で選ばれており、具体的な事例や透明性ある情報が信頼感を高める要素として評価されていると考えられるだろう。

本調査によって、年代を問わずデジタル技術への関心が広がっている様子が明らかとなった。企業やメディアは、分かりやすさや信頼性を両立しつつ、ニーズに合わせたコンテンツ作成を行うことが重要といえるだろう。

70歳以上の顧客を想定する事業者は、今後の施策検討に本調査内容を参考にしてほしい。


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