働く女性が選ぶポイントサービスは「Tポイント」

ECのミカタ編集部

働く女性1,000名を対象にポイント活用に関する意識調査を実施
貯めやすさ満足度、総合1位となったのは「Tポイント」
働く女性の7割が平均で3日に1度はポイントサービスを利用すると回答

「Tポイント」が、利用率・満足度ともに1位

ネットエイジア株式会社(以下、ネットエイジア)が、2014年12月13日から15日の3日間にかけ行った「20歳~39歳の働き女子が選ぶポイントサービスの意識調査(有効回答1,000名)」によると、ビジネスウーマンに最も利用されるポイントサービスは「Tポイント」であることがわかった。
「Tポイント」の利用率は、複数回答による回答で73.7%。以下、「Ponta」69.0%、「楽天スーパーポイント」49.3%、「Amazonポイント」25.1%、「リクルートポイント」13.9%などが続く。しかし、今年の春以降に「Ponta」と「リクルートポイント」は統合される予定となっており、「Tポイント」は、利用率No1の座を明け渡すことになるかも知れない。
「貯めやすいポイントサービス」の満足度としても「Tポイント」は67.0%の回答があり、堂々のトップ。2位に「楽天スーパーポイント」64.7%と僅差で続き、3位は「WAONポイント」52.3%。7位となった「JALマイレージバンク」31.8%は、航空系ポイントサービスのなかではもっとも評価が高く、10位「永久不滅ポイント(セゾン)」24.6%はクレジットカード系ポイントサービスのなかでもっとも評価が高かった。

働く女性の7割が平均3日に1回、ポイントサービスを利用

消費税増税が延期になっても“賢い節約”に注目は集まる。この調査でも「今後の再増税に備え、ポイントサービスを活用したい」と6割半が回答。その利用頻度も、週に1日以上が7割。平均頻度を算出すると月に10.2日となっており、およそ3日に1日程度でポイントサービスを利用していることになる。
働く女性はやっぱり“お得”が大好き。このアンケートでも「なるべくポイントサービスの提携店で買い物する」との回答が7割を占めた。さらに利用しているポイントサービスのうち、メインで利用しているものは何かを単一回答形式で聞いたところ、「Tポイント」30.7%、「楽天スーパーポイント」21.0%、「Ponta」11.2%と続くが、複数回答の利用率では「Ponta」よりも低かった「楽天スーパーポイント」が主利用率においては逆転するという現象が起きている。このことから、20代・30代のビジネスウーマンは、Yahoo!ショッピング(Tポイント)や楽天市場(楽天スーパーポイント)など、オンライン通販で利用できるポイントサービスをメインに据えていることが多いことが判る。
オンライン通販系において、ポイントサービスは、競争力向上や差別化を図り、顧客の囲い込みに絶大な力を発揮する即戦力になると言える。


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