Nint、Google「Analytics Hub」にてEC市場データの提供を開始

ECのミカタ編集部

Nint、Google Analytics Hubで初のEC市場データ提供開始

株式会社Nint(以下:Nint)は2025年1月7日、Google Cloudの「Analytics Hub」において、初のEC市場データ提供(※1)を開始した。
※1:閲覧にはGoogle Cloudのアカウントが必須

EC業界全体のデータ活用を促進

今回Nintが提供するデータは、2024年3月の楽天市場におけるキッチン家電、スキンケア、ビール・発泡酒のカテゴリ別売上、価格帯動向、トレンドを示すデータ。同社によれば。これによって主に以下のようなビジネスニーズに応えることが可能としている。

◆競合環境の可視化:メーカーシェアや価格帯の分析を通じ、競争優位性を強化
◆トレンドの特定:ジャンル別売上データを基にした新商品企画や市場参入の戦略策定
◆需要予測:カテゴリ別データをもとに、在庫管理や広告施策を最適化


Nintでは本データの提供によって、小売・流通業界の競合分析や需要予測、販売戦略の最適化を実現させ、自社データと市場データを統合することで迅速な意思決定を支援。業界全体のデータ活用を促進し、データドリブンな経営支援を強化するとしている。

市場データを元にしたタイムリーな意思決定が実現

Nintは、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングの公開データをもとに独自のアルゴリズムで加工した高精度な市場データを提供しており、Google Cloudの「Analytics Hub」と連携した、EC市場データの提供は今回が初となる。EC市場動向に関する豊富なデータと深い知見を持つ同社ならではの新たな取り組みと言えそうだ。


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