LOGILESS、ヤマト運輸と佐川急便の送り状発行が可能に

ECのミカタ編集部

「LOGILESS」から直接、ヤマト運輸、佐川急便の送り状発行が可能に

株式会社ロジレス(以下:ロジレス)が提供するEC自動出荷システム「LOGILESS」は2025年1月8日より、倉庫事業者向け有料機能オプションプラン「LOGILESS Plus[WMS]」において、ヤマト運輸株式会社(以下:ヤマト運輸)と佐川急便株式会社(以下:佐川急便)の送り状発行機能をAPIで連携し、「LOGILESS」から直接送り状が発行できるサービスの提供を開始した。

「送り状発行」をワンクリックで実現

従来の送り状発行作業においては「LOGILESS」からCSVデータを出力し、以下の両社サービスへとデータ取り込みの必要があった。

◆ヤマト運輸:送り状発行システムB2クラウド
◆佐川急便:e飛伝


今回、ヤマト運輸と佐川急便の送り状発行機能とAPI連携をすることにより、「LOGILESS」上から「送り状発行ボタン」を押すだけで送り状を発行できるようになる。

「LOGILESS」はOMSとWMSが一体型であるため、10分に1回の間隔で注文情報データが倉庫事業者の画面に連携され自動で出荷指示を出すことが可能。送り状発行の先出しを実現することで、倉庫事業者はワンクリックで送り状を発行することができる。

※画像元:「LOGILESS」から直接、ヤマト運輸 の送り状発行が可能に(株式会社ロジレス)
「LOGILESS」から直接、佐川急便の送り状発行が可能に(株式会社ロジレス)

納品書の後出しも可能

出荷作業において、出荷指示書(ピッキングリスト)や送り状、納品書の帳合作業(帳票のセット作業)が必要なことが出荷開始の遅延や、出荷ミスが発生する要因となっているとロジレスは指摘。

今回、送り状の後出しだけではなく、同時に納品書の後出しも可能となったため、納品書同梱のあるオーダーの帳合作業が不要になった。さらに、素早くスタッフに出荷指示書を渡せるため、出荷ミスの削減にもつながるはずだ。

送り状・納品書の後出し運用を行う場合は、出荷検品を含む庫内作業効率化機能の「マルチプラットフォーム」が利用可能なデバイスに対応している。顧客が既に保有するデバイスで利用できるため、導入コストを抑えつつ、出荷オペレーションの幅を広げられるだろう。

EC事業者にとって負担の大きい出荷業務を削減する連携として多くの現場で活用されるはずだ。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事